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GoogleAnalyticsは、サイトへのアクセスを解析するだけでなく、指定したリンクやバナーがクリックされた回数も調べることができます。 その機能のことをイベントトラッキングというのですが、ここではGoogleAnalyticsのイベントトラッキングの設定方法を説明したいと思います。 一行のコードを追加するだけ 方法はとっても簡単で、一行のコードを測定したいリンクやバナーのaタグの中に追加してあげるだけです。 なお、GoogleAnalyticsのバージョンによって追加するコードが変わりますので、それぞれ紹介します。 通常バージョンの場合 <script type="text/javascript"> var _gaq = _gaq || []; _gaq.push(['_setAccount', 'UA-*******-**']); _gaq.push(['_trackPagevie
Goは言語機能として並列実行をサポートしているけど、Goで書いたからといって自動的にデータ構造がスレッドセーフになるわけではないので、スレッド安全性を気にしなければならないはこれまでの言語と変わらない。どういうケースが良くてどういうケースがダメなのかを理解していないと安全なプログラムは書けない。それについて説明をしよう。 まず第一にEffective Goのこの一文は覚えておこう。 Do not communicate by sharing memory; instead, share memory by communicating. メモリを共有することで通信しようとしないこと。代わりに通信することでメモリを共有すること。 変数の値を変更したあとにチャネルなどを使わずに、おもむろに別のgoroutineからその変数の値を読み書きしてはいけない。そういうやり方だと読み書き操作の前後関係がき
Goで、文字列、インターフェイス、チャネル、マップ、スライスのポインタを取っているプログラムは、書いた本人がきちんと自分がなにをしているのか理解しているのでなければ、ほぼ確実に間違っているといっていい。 Goではある種の型の値はそもそもポインタのようなものである。上記の型はどれも任意の大きさになり得るが、大きくなりうる実体のデータはヒープに確保されていて、値そのものが持っているのはそのヒープ上への値へのただのポインタ+多少の付随的なデータにすぎない。こういった値を値渡しではなくポインタ渡しする必要はない。ポインタのデリファレンスのほうがポインタのコピーより高くつくし、余計な混乱を引き起こすだけだからだ。もしこういう値をポインタ渡ししているとしたら、そのコードはなにか深い意味があるのではなく、それを書いた人が大きな値がコピーされると勘違いしていて書いた可能性のほうがずっと高い。 文字列は2ワ
CやC++ではatexit関数で関数を登録しておくと、プログラムの終了時にその関数を自動的に走らせることができる。そういう機能はRubyやPythonにもある。 Goにはそういう機能はない。実装を忘れているのではなくて、意図的にそういう機能を持たせていないのだ。これについてIan Lance Taylorさんが大変説得力のある説明をしていた。 まず第一に、どんなプログラムでも任意の箇所でクラッシュしうるし、まったくバグのないプログラムでもいきなりkillで殺されたりマシンが電源断で落ちるということがある。従ってどんなプログラムも、突然終了させられたあとに、もう一度きちんと動くことができなければならない。つまりatexitはきれいに終了するための機能ということで、atexitが呼び出されないとうまく動かないプログラムというのはそもそも間違っているということになる。 大きなC++プログラムでは
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