社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が発表した国内パソコン出荷統計は、PC業界に激震を与えた。 Windows 8が発売された2012年10月26日以降の3ヵ月間(2012年10〜12月)の出荷実績が、前年割れとなる前年同期比1.7%減の267万台に留まったからだ(関連リンク)。月別にみると、Windows 8が発売になった10月は前年実績を上回ったが、11月、12月と2ヵ月連続での前年割れ。Windows 8が需要喚起の起爆剤にはなっていない点を証明することになった。 2012年度パーソナルコンピュータ国内出荷実績(抜粋) — 10月 11月 12月 第3四半期 全体の出荷台数(千台) (前年比) 803 (105.6%) 717 (91.2%) 1150 (98.4%) 2670 (98.3%) デスクトップ出荷台数(千台) (前年比) 225 (98.7%) 210 (86.1
ファミコンをラジコンにしようと思った。 ファミコン。 その言葉を聞くと、子供時代を思い出す人が多いのではないだろうか。 僕もそのひとりである。
昨年は販売世界一を奪回したトヨタ。だが、国内は長期の車離れに苦しむ。大胆なモデル見直しでてこ入れを目指すが、来年度は再び減速しそうだ。国内不振はモノ作りの基盤も揺るがしかねない。変革で顧客を呼び戻せるか。 「伝統をリスペクトしつつ、チャレンジを続けるトヨタの象徴」――。 トヨタ自動車の豊田章男社長は1月17日、元町工場(愛知県豊田市)で開いた新型「クラウン」の出荷式でこう述べた。歴代の開発者たちが見守る中、これまでのイメージを覆す個性的なデザインのクラウン2台が静かに走り出した。同車に与えられたキャッチコピーは「ReBORN(生まれ変わる)」だ。 約5年ぶりに全面改良した新型車は、巨大化したフロントグリルや鋭い目つきのヘッドライトが印象的だ。そして何より、ピンク色のモデルを設定したことが業界関係者を驚かせた。「無難だけど面白みがない」という印象を払拭し、新しい顧客を獲得したいという強い意図
Appleがいずれも過去最高となる545億ドルの売上高と131億ドルの利益を達成した2013会計年度第1四半期決算を発表した後、同社の株価は急落した。一部報道によると、Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏は先般、Apple本社で行われた従業員との会議の中でそのことに言及したという。Cook氏は従業員を元気付けるために、莫大な利益を上げる石油業界を攻撃したと9to5 Macは伝えた。報道によるとCook氏は、「Appleを上回る四半期決算を発表しているのは、石油を採掘する企業だけだ。あなた方がどう思っているかは分からないが、私はそのような石油会社で働きたいとは思わない」と述べたという。 予想の付くことではあるが、シリコンバレーでは、地上に活力を与える燃料を採掘および精製し、販売するよりも、最も愛されるテクノロジガジェットを開発して製造する方が、個人としておよび職業とし
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
連載の4回目に登場する賢者は、ネットワーク機器最大手、米シスコシステムズで未来技術を研究するチーフフューチャリスト、デイブ・エバンス氏だ。彼はインターネットやコンピューター技術に関する未来予測で世界的に高い注目を集めている。今後、人間だけでなくあらゆる「モノ」がネットにつながる「Internet of Things(モノのインターネット)」や、コンピューターに保存した設計図から立体物を作る「3Dプリンター」が、社会を大きく変える原動力になると予言した。 1990年代以降、インターネットが急速に社会に浸透しました。今後のネットの発展をどのように予測しますか。 ネットがさらなる進化を続けることは確実です。第1に、ネットにつながる人の数が劇的に増えます。ネット利用者数が20億人に到達するまで20年かかりましたが、次の10億人が加わるのには、わずか5年しかかからないでしょう。そのスピードは驚くべき
米アップルは「iPhone」や「iPad」などの革新的な製品で市場を席巻してきた。だが、昨年10〜12月期の業績が伸び悩み、株価が急落した。次の画期的製品を生み出せるか。ジョブズ氏亡き今、アップルの今後に注目が集まる。 ハイテク関連のブログがにぎわう。 専門家は予想するのに忙しい。 大きな注目を集める新製品の革新的な特徴について、メーカーは何も教えてくれないので、記者たちは困る。 ――米アップルが新製品を発表する前はいつもこんな調子だ。 しかし、今回の騒ぎはアップルの製品を巡ってのものではない。3月に発売されると見られる韓国サムスン電子のスマートフォン(スマホ)「ギャラクシー」の最新モデルに関してだ。 フォード1社分の時価総額が吹き飛んだ スマホやタブレット端末の分野でサムスンなどとの競争が激化し、アップルに投資している投資家が動揺している。そんな中、彼らをぎょっとさせるニュースが流
韓国紙が連日、「日韓為替戦争」を煽る。「安倍晋三首相の円安誘導は韓国をいじめる近隣窮乏化政策」と非難。さらには円安阻止のための日本包囲網を狙う。だが、薬が効きすぎたようだ。「韓国がそんなに窮乏するのなら」と外資が逃げ始めたのだ。 円安どころか異様な円高ウォン安が続く 円・ウォングラフを見ると、昨年9月時点では1円=14.5ウォン前後。現在は1円=12ウォン前後だから、方向的には確かに円安・ウォン高だ。 しかし、リーマンショック以前の2005年から2008年の3年間は1円=7―9ウォン台で動いていた。これと比べれば、円安・ウォン高どころか、異常な円高・ウォン安がまだ続いていることになる。 では、韓国紙はなぜ「このままでは韓国は滅びる」と言わんばかりに大騒ぎするのだろうか。韓国では「我が国は日本と競合する商品が多いから」と説明されている。 韓国貿易協会は1月28日「韓国の50の上位輸出品目のう
人口約50万人、神奈川県ほどの面積の小さな国に、近年、米アマゾン・ドット・コムや楽天など世界のインターネット大手が相次いで欧州本社機能を開設し、注目を集めている。 その国はルクセンブルク。第二次大戦後、鉄鋼業や金融業などで発展したこの国は現在、ネット産業を積極的に誘致することで高い成長力を維持している。OECD(経済協力開発機構)加盟国の中で1人当たり名目GDP(国内総生産)は長年にわたりトップの座を守っている。 日本の自治体に例えるなら、政令指定都市の条件(人口50万人以上)にどうにか達する規模の小国がなぜ、アマゾンのような多国籍企業をひきつけるのか。こんな疑問を持ってルクセンブルクで企業誘致を担当するフランソワ・ビルチェン通信・メディア担当相に話を聞きに行くと、「小国だからこそできる取組みは多い」と強調した。 ルクセンブルクがeコマース(電子商取引)をはじめとするネット関連企業の誘致に
1万円台で買えるGoogleの7インチタブレット「Nexus(ネクサス)7」を机や棚、ベッドの上で快適に使うための純正アクセサリーが「Nexus 7 専用ドッキングステーション」です。最初は「軽いからドックがなくても大丈夫」と思っていたのですが、長く使っていると必要性を感じてきたため、実物を購入して隅々まで写真とムービーでレビューしてみることにしました。 Nexus 7 専用ドッキングステーション発売のお知らせ http://www.asus.co.jp/News/omzekTaxswV77vBh/ グレー基調のシンプルなデザインのパッケージ。 カラーはブラックのみで、本体サイズは横220×縦65×高さ30mmです。 パカッと開封。 内容物はドック本体と取り扱い説明書のみ。 成人男性の手の上に載せてサイズを比べるとこんな感じ。 実測の重量は289gと割と重めなので、「Nexus 7」を立て
弁当、プレゼン資料、そして携帯電話機は一見全く関係ないように見えるが、実は奥深いところに共通していることがあると考えた。今回は中国に限らずに、弁当の作り方、プレゼン資料の作成、携帯電話機の機能といった視点で、中国、日本、米国という3カ国の国民の思考回路の違い、さらにイノベーションとの関連性について考察する。 まったく違う3カ国の弁当 調理済みの食品を携帯することは世界中にあるが、日本は他の国では類を見ないほど普及している。弁当は、食事を持参するという枠を超え、1つの新たな食文化を形成するまでに発展を遂げている。 実際日本の家庭での手作り弁当へのこだわりは、弁当の中身となるおかずだけでなく、弁当箱、おかずを入れる紙ケース、弁当の作り方を紹介する本やテレビ番組、弁当箱を包むものなど多岐にわたっている。中でも一番感心したのは、決められた枠となる弁当箱に、サラダやデザートを含め色とりどりの多種類の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く