北海道とサハリンの間に橋を渡し、最終的にはイギリスからロシア、日本までの横断を可能にしようという野心的な計画が発表された。 日本とロシアは北方領土問題があり、第二次世界大戦後正式な平和条約を締結していない。しかし、極東地域の経済開発を進めたいプーチン大統領の意向もあり、同地域ではいくつもの共同プロジェクトが進行中で、世界的には両国の緊張が緩和しつつあるとみられている。 ロシアと日本をつなぐ橋 我々は、北海道とサハリン南部に道路・鉄道用の橋を建設するためのパートナーシップ締結を日本に真摯に呼びかけている(イーゴリ・シュワロフ露第一副首相) 同計画は2017年は9月6~7日、ロシア、ウラジオストクで開催された東方経済フォーラムで発表された。 現在、シベリア横断線はウラジオストクで止まったままだ。しかし本計画が進めば、ロシア本土からサハリン、そこから北海道の路線に接続され、ロシア・日本間をつなぐ