タグ

ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (3)

  • なんで昔の人は結婚できていたのか?: 極東ブログ

    生涯未婚率が上昇していると言われ、当然、比較として、なんで昔の人は結婚できていたのか?という問題がたまにネットの話題に上がる。この手の問題は、解答の要件がはっきりしていないので、どういう話でもいい。寄席の大喜利みたいなものになってしまう。それでもいいのではないかな。そんじゃ。 よく昔の人の生涯未婚率は低いと言われる。生涯未婚率というのは50歳まで結婚したことがない人の人口比である。1920年代でも数パーセントみたいなグラフをよく見かける。これじゃ昔は皆婚社会だったなといった印象である。 1920年とかの起点がそうなっていると、ふーん、昔からそうなんだと思いがちだし、統計に根幹的なミスがなければ、そういうことなんだろう。だが、基点をもうちょっと昔にずらしていくとどうなるか。つまり、昔っていつか。 江戸時代のころはどうだったか。まず、よく言われるように、18世紀、世界に冠たる大都市・江戸だが、

    ikemo10
    ikemo10 2012/10/30
    生産力→結婚→人口増"明治時代の生産力の増大を引き起こしたかは、これも諸論あるだろうが、おそらく、西洋文明化というより、貨幣経済の発達"
  • エジプト軍部クーデターの背景: 極東ブログ

    エジプト軍部がなぜ巧妙に偽装したクーデターを画策したのか。その背景を知るのに、ニューズウィーク記者クリストファー・ディクニー(Christopher Dickey)氏の、13日付けニューズウィーク記事「The Tragedy of Mubarak」(参照)が興味深いものだった。いくつか気になったところをメモしてみたくなった。ちなみに、今日付けの日版にも抄訳が載っているが、かなり記事に手を入れている。まあ、それはそんなものかな。 NHKのニュースなどでも、ムバラク元大統領に関連する欧州銀行口座が凍結されたみたいな話があり、それを聞いていると、ムバラク氏もかなりの不正蓄財がありそうにも思えるが、そうでもないらしい。 Mubarak’s fall is not a story like the one that unfolded in Tunisia, of a dictator and hi

  • [書評]近江から日本史を読み直す(今谷明): 極東ブログ

    年末の28日、古代史関連の話の連想ではあったが、ツイッターでこんなことをつぶやいた(参照)。 近江というところはほんと変なところだった。近江から日史を編纂しなおさなければならんくらい重要なのではないかと思われるわりに、ほぼ無視されている印象。 すると、いろいろ返信をいただいた。そのなかに、すでにそういうがありますよと、書「近江から日史を読み直す(今谷明)」(参照)を薦められ、即ぽちっと購入して正月、興味を持って読んでみた。日史を近江から描いてみたいと思う人はいるものだなというのと、読んでみると、この土地の歴史は実に奥深いものだと思った。 書は、2005年から2007年、産経新聞の関西版に「近江時空散歩」と題して全60回連載された紀行文を、通史的に年代順に再編集したものらしい。読後感も、通史という視点より、現地を丹念に見て回る紀行文の延長という印象が強い。司馬遼太郎の「街道をゆく

  • 1