From: 木公 (matuda@alm-ore.com) Date: 2011年09月12日(月) 23:06:32 Categories: ごみ記事2011 Tags: 中島らも, 山瀬まみ Re: 2 comments ただ、こうして生きてきてみるとわかるのだが、めったにはない、何十年に一回くらいしかないかもしれないが、「生きていてよかった」と思う夜がある。一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。 中島らも『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』 p.193 ただ、こうして生きてきてみて振り返ると、「生きていてよかった」と思う夜なんて、あんまりなかった、37年でほとんどなかった。本当にそういう夜がやってくるのか確かめたい、ゴミクズみたいな中島らもが嘘つきかどうか確かめたい、その思いだけで日々生きていると言っても過言ではない。 た