History of Indian Curry 一口食べると、懐かしい甘さが舌の上に拡がり、ホッとした途端に辛さの玉が弾ける、、、お客さまから「口ん中が火事や!」と言われながらもご愛顧いただいてきましたのが、私共のインデアンカレーです。 インデアンが大阪に店を出したのが1947年。インドの先生を招いて、カレー作りを教わるほどに料理が好きだった私の母が、戦後の不景気の中で活力のある美味しいものを出す店を創ろうと立ち上がってできたのがこの店です。 最初からこの個性的な辛さでお出ししておりましたから、お客さまからは「辛い辛い」と言われ続けておりました。途中まで食べて「もうあかん」と帰られたお客さまが翌日、「なんや、不思議に食べたくなる味やね」とご来店頂くなど、だんだんとご支持いただけるようになりました。店を出して数年後、私が店を手伝い始めたころには行列ができるようになっていたと記憶しております。