安倍首相は20日の参院国家安全保障特別委員会で、韓国の朴槿恵(パククネ)大統領について、「私と大体同世代で、以前は食事をともにしたこともある。非常に優れた指導者だ」と述べた。 領土問題や歴史認識を巡り冷え込む日韓関係の改善に向け、メッセージを送ったものとみられる。 首相就任以来、大統領との首脳会談が実現していないことについては、「一つの課題があるからといって両国の対話を閉じてはならない。むしろ様々な課題があるからこそ対話を進めていきたい」と述べ、大統領に対し、早期に会談に応じるよう呼びかけた。
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』という小説が話題になっているのをご存じだろうか。映画版キャストをめぐる騒動も相まって人気が高まり、類似の小説も多数登場。それらは主婦層にファンが多かったため、海外では「マミー・ポルノ」という総称で呼ばれている。この分野が生まれた独特の背景と、日本での評判、そして今後の展開について、「マミー・ポルノ」小説の翻訳本を多く出版している早川書房と集英社クリエイティブに話を聞いた。 映画化騒動を巻き起こした官能小説とは? 昨年から、ある1冊の本の映画化をめぐり、騒動が巻き起こっている。その本の名は『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。英米で「主婦が書いた官能小説」として話題になり、たった5カ月で、全世界で6300万部を売り上げた作品だ。日本でも情報番組などでずいぶん取り上げられたので、タイトルを聞いたことがある人は多いかもしれない。 たった5カ月の間に、3部作
21日午前9時すぎ、東京都中央区の銀座郵便局から、山本太郎参院議員宛ての不審な封筒が見つかったと警視庁築地署に通報があった。署員が山本議員の関係者の立ち会いのもと開封したところ、中には銃弾のようなもの1発と山本議員の殺害を予告する脅迫文が入っており、同署は脅迫事件として調べている。 山本議員は秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡したとして、山崎正昭参院議長から口頭で厳重注意を受け、今後皇室行事への参加を認めないとする処分を受けた。今月13日には、ナイフが入った山本議員宛ての封筒が参院議員会館で見つかっている。 同署によると、封筒には散弾銃の実弾とみられるものが入っており、「近日中に射殺します。天誅(てんちゅう)」などと手書きされた脅迫文が同封されていた。郵便局の金属探知機に反応したため、X線検査にかけたところ、中に不審物が入っていることが分かったという。 脅迫文や封筒の裏面には個人名とみ
11月20日の衆議院法務委員会で、結婚していない両親から生まれた婚外子の遺産相続を嫡出子と同等にする民法の改正案が可決された。 これは9月に最高裁が、婚外子の遺産相続を嫡出子の半分と定めた民法の規定を違憲と判断したことを受けたものだが、野党が提出した戸籍法の「婚外子」の記載をなくす法案は、公明党は賛成したが自民党の反対多数で否決された。 この背景には、自民党内の保守を自称する政治家の抵抗がある。高市早苗政務調査会長は最高裁判決について「ものすごく悔しい」とコメントし、夫婦別姓にも反対して「日本の伝統を守ろう」と言う。彼女の守ろうとする伝統とは何だろうか。 婚外子の差別は「家」制度の遺物 戸籍という制度は古代中国からあり、一時は東アジア全体に広がったが、今は日本以外は形骸化している(韓国は2008年に廃止した)。現在の戸籍制度はこうした東アジアの伝統とは違い、明治時代の民法で制度化されたもの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く