3月10日、一年ぶりに渋谷のオーチャドホールを訪れシンディ・ローパのコンサートを聴いた。その理由は去年に遡る。去年のこの時期のにブログにも記したように、一年前の原発パニックの最中、自分は渋谷で開かれたシンディのコンサートにいった。 これはいろいろな意味でスゴイ体験だった。 外国人はとっくに日本から逃げ出しており、下りの新幹線と西に向かう飛行機は乳幼児をつれた日本人の母親でごった返していた。そもそもこのコンサートのチケット自体、大阪に逃げた人から半額でゆずってもらったものである。 あの日、計画停電で電車は鈍行しか走っておらず、ついた渋谷は節電でまっ暗。道は店内の電気の反射で照らされているのみなので、まわりに店のないハチ公前広場はマックラで、あやうく●ロを踏みそうになった。 その時の自分の装備であるが、余震で電車が止まった時のことを考えて、カカトのない靴、厚着、ホッカイロ、歩いて帰る場合の地図