この現象ってワクチン既接種セグメントのハイリスク行動によって、未接種セグメントが犠牲になっているのだと思いますが、きっと日本では接種展開が遅いからその影響が大きくでると思います。例えば、ベテラン勢が再開した会食などのハイリスク行為… https://t.co/kSxbuEtm96
![Noguchi Akio on Twitter: "この現象ってワクチン既接種セグメントのハイリスク行動によって、未接種セグメントが犠牲になっているのだと思いますが、きっと日本では接種展開が遅いからその影響が大きくでると思います。例えば、ベテラン勢が再開した会食などのハイリスク行為… https://t.co/kSxbuEtm96"](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fdbefa70eab1fda7a59af2b3bd106018ab8ce0d0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpbs.twimg.com%2Fprofile_images%2F1248573600912699392%2FeC5votIa.jpg)
2021年2月から医療従事者に新型コロナワクチン接種が始まりました。 筆者にも接種の機会が回ってきましたので接種の実際とその後の副反応の状況についてご紹介します。 ついに新型コロナワクチン接種の連絡が!医療従事者に接種が開始されて1ヶ月・・・ようやく私にも接種の機会が訪れました。 所属する医療機関から接種日についてメールで通知がきました。 翌日、翌々日に体調不良になる人が多くなることが懸念されることから、接種は週末に近い曜日に設定されています。 私は新型コロナ患者を診療していることから、職員の中でも早めに接種できるように順番を配慮いただいていました。 まずは問診票を記入新型コロナワクチン問診票(筆者撮影) 接種会場に行く前に問診票をあらかじめ記入しておきます。 問診票に記載する内容は、 ・新型コロナワクチンの接種回数 ・住民票とクーポンに記載されている市町村が一致しているかの確認 ・ワクチ
2021年2月17日から日本でもまずは医療従事者を対象に新型コロナウイルスワクチンの接種が始まりました。現時点で海外よりもアナフィラキシーの報告数が多いようですが、その原因は何でしょうか? 3月11日までに37件のアナフィラキシーの報告3月12日に「第53回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会」が開催され資料が公開されています。 これによりますと、副反応疑い報告制度において3月11日までに37件の「アナフィラキシー」の報告があったとのことです。 これは、同期間の接種10万人当たりでみますと20.4人に相当するものです。 10万人当たり20人のアナフィラキシーが発生したとすると、およそ5000人に1人が新型コロナワクチン接種後にアナフィラキシーを起こした計算になります。 これまでの海外の報告では、 となっており、日本の比率をそのまま当てはめると204件/100万回接種となり、
大西洋を挟んだスカイプでのインタビューは、彼女のメールボックスに押し寄せるメッセージの波によって、ときどき中断された。 「リサーチゲート、フェイスブック、リンクトインなどで毎日、数百件の質問が来るのです」。ハンガリーのソルノク出身、66歳のカタリン・カリコはこう説明する。 彼女は、mRNAワクチン開発の偉大なパイオニアの一人である。逆境にも負けず、この革新的な方法を信じ続け、ファイザー、ビオンテック、モデルナの超迅速なワクチン開発・実用化を可能にした。 まずは、ハンガリーの共産主義から逃げることが必要だった。「お金を持って出国すると思われないように、娘のクマのぬいぐるみに少しのお金を隠しました」。アメリカに着き、フィラデルフィアのテンプル大学を経て、5年後にペンシルバニア大学に辿り着いた。 当時、流行していたのはDNAの研究だった。だが彼女は、その操作はあまりに危険だと判断し、研究費を申請
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イギリス変異株、南アフリカ変異株、ブラジル変異株の比較(筆者作成) 現在、イギリス、南アフリカ共和国で新たな変異株が世界各国に広がっており、また1月6日には新たにブラジルからの渡航者から変異株が検出されたことが国立感染症研究所から報告され、変異株の拡大が世界的な問題となっています。 その中でも再感染やワクチンの有効性低下の可能性が懸念されている南アフリカ変異株とブラジル変異株の現在の流行状況と、これまでに分かっていることをまとめました。 ※イギリス変異株についてはこちらをご参照ください 南アフリカ共和国の変異株 501Y.V2の流行状況は?南アフリカ共和国における新型コロナの新規患者報告数(Worldometerより) 2021年1月22日時点で、南アフリカ共和国では1,392,568人の新型コロナ患者と40,076人の死亡者が報告されています。 2020年12月18日に、南アフリカ政府は
新型コロナの世界的な流行の打開策として期待されているワクチン接種が海外では開始されました。 新型コロナワクチンについて、これまでに分かっていること、海外の接種開始後の状況などについてまとめました。 新型コロナのワクチンってどんなワクチン?mRNAワクチンが効果を発揮する機序(DOI: 10.1056/NEJMoa2034577) 海外ではファイザー/ビオンテック社が開発したワクチン(BNT162b2)とモデルナ社のワクチン(mRNA-1273)が承認され接種が開始された国が増えてきています。いずれもm(メッセンジャー)RNAワクチンという新しい技術を用いたワクチンです。 これらのワクチンでは、mRNAというタンパク質を生成するために使用する情報細胞を運ぶ設計図が、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のスパイク蛋白、つまりウイルス表面のトゲトゲした突起の部分を作る指示を伝える役割を果た
Photo by Hakan Nural on Unsplash 大統領選も新コロナウィルスでもどうしてフェイクニュースがこんなに蔓延しているんだろう、と悩む今日この頃です。皆さんいかがお過ごしですか。 どうも「フェイクニュースをいったん信じてしまった人の決心を変えるのは難しい」ということらしい、というのがよくわかりましたので、なるべく早くに正しい情報があるのが必要なのではないかと思い、以下Covid-19についての各種情報をソース付きでまとめてみました。信用度の高い情報源(ロンドンインペリアルカレッジ、Nature等)へのリンクもあちこちに付けたので、適宜ご利用いただき是非正しい情報を広げてください。よろしくお願いします。 ++++ 「新型コロナ、インフルエンザと変わらないんじゃないの?」 変わります。死亡率はそれほど変わらないかもしれないが感染率が桁違いに高い。 コロナ対策のおかげでイ
こんにちは。東京iCDCの事務局です。近頃海外製のワクチンについて多くのニュースを見かけますが、日本国内でも研究が進められていることはご存じでしょうか。実は、先日、素晴らしい研究結果が発表されました。 今回、ワクチン開発のメンバーで、東京iCDC「微生物解析チーム」にも参画いただいている、東京都医学総合研究所の小原道法先生に、研究内容についてお話をききました。 ―よろしくお願いします。あらためてワクチンについて教えてください。 ワクチンは、感染症にかかることを防ぐ薬のようなものです。非常に弱いウイルスやウイルスの断片をわざと体内に入れて、体にウイルスの型を覚えさせることにより、病気にかかりにくくします。これが、皆さんの苦手な予防接種の仕組みですね。 海外ではワクチンの接種が始まりましたが、未だ人類の多くが新型コロナウイルスに対して無防備です。また、イギリスなどでも見られるように、変異種が今
これまで開発されたワクチンの中で最速で完成したのは、1960年代に開発されたおたふく風邪用のワクチンで、開発期間は「4年」でした。そのため、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のワクチンが完成するにはそれなりの時間がかかると考えられていたのですが、2020年11月にアメリカの製薬大手・ファイザーとバイオテクノロジー企業・BioNTech SEが開発する新型コロナウイルスワクチン「BNT162b2」が第III相試験において「90%を超える予防効果がある」という結果を出し、同年12月14日にはアメリカ食品医薬品局(FDA)から初の使用許可を取得するに至りました。従来のワクチン開発と比べてはるかに短い「1年未満」という期間で完成までこぎつけた新型コロナウイルスワクチンについて、なぜこれほど開発が高速に進んでいるのかを、学術誌のNatureがまとめています。 The lightning-fa
「数週間で生産できる」との見方も 米ファイザーの新型コロナ・ワクチンが早ければ来月半ばにもFDA(食品医薬品局)から承認され、医療関係者など一部対象者に向けて接種が始まる見通しだ。また米国のスタートアップ企業モデルナのワクチンも、その後を追って実用化される公算が高い。いずれも数万人の被験者を対象にした臨床試験で「95%の予防効果がある」と報告されている。 両ワクチンとも、細胞内の「mRNA(メッセンジャーRNA)」という遺伝物質を人工合成して得られる医薬品であることから「mRNAワクチン」と呼ばれる。その最大の長所は、開発に要する期間が極めて短いことだ。 従来の不活化ワクチン等の場合、実際に感染症を引き起こすウイルスを科学者が入手してからでないと開発に取り掛かれなかった。また、開発から製品化までには5~10年以上を要するとされた。 これに対しmRNAワクチンでは、インターネット等を通じてウ
某所で投稿したが、内容が内容なだけに掲載されなかった。 よってここで吐き出させてほしい。 コロナの影響で自粛が推奨され、家で過ごすことの増えた母が、Youtubeに嵌ってしまった。 しかも、Youtuberがまことしやかに陰謀論・極論を語る動画を、毎日長時間漁るように見続けている。 5月頃はまだ、コロナに関連してWHOが~中国が~というレベルではあったが、ここ数か月は「ビル・ゲ〇ツがワクチンにマイクロマシンを入れて、裕福層以外の人口を減らそうとしている!」などの、突っ込み所の多すぎる陰謀論を固く信じてしまうようになってしまった。 なぜそこまで確固として信じてしまったのかというと、例えばAというYoutuberがある切り口で陰謀論を展開する、そして別のBというYoutuberが、Aとは別の切り口で陰謀論を展開する。 このAとBの結論が同じ、または関連・類似していると、「この陰謀論は真実だ!」
2020年3月に登場した「BCGワクチンが新型コロナ予防に有効ではないか」というBCG仮説は、今も議論が続いています。仮説の登場から5ヶ月が経った現時点でのエビデンスについてまとめました。 BCGワクチンとは?BCGワクチンは結核を予防するワクチンの通称であり、このワクチンを開発した研究者の名前であるBacille Calmette-Guerin(カルメットとゲランの菌)の頭文字をとったものです。 その効果としては、乳幼児期にBCGワクチンを接種することで、結核の発症を70%程度、そして結核性髄膜炎や粟粒結核という重篤な病態を80%程度予防することができると報告されています。 日本では生後1年の間(通常生後5ヵ月から8ヵ月の間)に接種することになっています。 BCGワクチン接種の痕(筆者の長男の左上腕 筆者撮影)9歳の長男の左腕にもまだBCGワクチンの接種の痕が残っています。 なおBCGワ
2020年09月01日06:30 カテゴリ 日本人に感染が少ない説明、ファクターXが一つ証明されました ついにBCGが感染予防に有意義という論文! 先入観はやはりダメ でも0になるわけではない いや恐ろしいことになりました。ついにあのファクターXと言われたBCG、エビデンス重視の真面目な免疫学者たちや感染症医たちは否定する傾向が強かったBCGが、高齢者の感染を予防するという論文がCellに出てしまいました。(NEJMとかLancetではなくCellというのがまた憎い。) Online now! #Clinical trial #data suggests that BCG #vaccination is safe and can #protect the #elderly against #infections https://t.co/6WTjns3NPV pic.twitter.com
例年、12月頃からインフルエンザの流行シーズンを迎えます。 新型コロナウイルス感染症が流行している状況下でのインフルエンザシーズンはどうなるのでしょうか? また、私たちがすべきことは何でしょうか? 今年の冬は新型コロナとインフルエンザが両方流行る?インフルエンザは例年12月〜3月頃に流行します。 新型コロナについては現在、季節性の流行は確認されていませんが、「暑くて湿度が高い環境」よりも「寒くて湿度が低い環境」の方が伝播しやすいという報告もあり、夏よりも冬に流行しやすい可能性があります。 つまり、この冬はインフルエンザと新型コロナが同時に流行する可能性があります。 新型コロナとインフルエンザの症状はよく似ている新型コロナ、かぜ、インフルエンザの症状の違い(オーストラリア政府啓発資料より)◎:頻度高い、◯:よくある、△:ときどきある、×:稀新型コロナとインフルエンザはどちらも呼吸器感染症であ
21年中のワクチン開発、ほぼ無理 「物理的距離取って」―フランスの専門家 2020年07月13日14時31分 【パリAFP時事】新型コロナウイルスに関してフランス政府に助言する専門委員会のメンバーである疫学者フォンタネ氏は12日、BFMテレビに対し、新型コロナに100%有効なワクチンが2021年中に開発される可能性はほとんどないとの見解を示した。その上で、ソーシャルディスタンシング(社会的距離の確保)など人々が感染予防策を徹底する必要性を説いた。 【まとめ】新型コロナ 感染した要人・著名人 フォンタネ氏は「ワクチンは開発に数年を要するものだ。もちろんワクチン開発に前例のないレベルの努力がなされているが、21年までに有効なものが完成したら私は驚くだろう」と述べた。 さらに「われわれはウイルスと共に生きなければならない」と強調。政府が再びロックダウン(都市封鎖)に踏み切ることは想定外であるため
大阪府の吉村知事は、府内の大学などと連携して開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンの実用化に向けて、今月30日から、医療従事者を対象に治験を行うことを明らかにしました。府によりますと、ワクチンの治験は全国でも初めてだということです。 これについて大阪府の吉村知事は17日の記者会見で、ワクチンの実用化に向けて、今月30日から大阪市立大学の医療従事者20人から30人を対象に、開発中のワクチンを投与する治験を行うことを明らかにしました。 府によりますと、新型コロナウイルスのワクチンの治験は全国でも初めてだということです。府では安全性が確認できれば、ことし10月に数百人規模で治験を行ったうえで、年内に20万人分のワクチンを製造することにしています。 そして、来年の春から秋にかけて国の認可を得て、実用化につなげたいとしています。 吉村知事は、「新型コロナウイルス対策には、治療薬とワクチンが重要
厚生労働省は、6月16日、3都府県で実施していた新型コロナウイルス抗体検査の結果を発表しました。東京都では1971人中2人(0.10%)、大阪府では2970人中5人(0.17%)、宮城県では3009人中1人(0.03%)が抗体陽性と判定されたとのこと。 ただし、使用した検査キットによって判定に違いがありましたし、この結果が、どれくらい「過去の感染」を反映しているかは不明ですね。抗体の持続期間(もっと正確に言うと、検査で陽性となるだけの血中濃度を維持する期間)が短ければ、当然、結果はバラつくことでしょう。分かったのは、抗体陽性者の数であって、感染者数ではないという当然の理解が必要です。 また、母集団に対する陽性者数が少なすぎるため、単純に人口に乗じて感染者数を導くようなことをしてはいけません。そういう基本的な理解のない報道があまりにも多くて仰天しました。 たとえば、東京都の陽性者数は2人でし
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