2006.11.08 溝口健二を見る。 カテゴリ:ヒラカワの日常 やっとアマゾンから、溝口健二のボックスが届いたので 早速、「雨月物語」「山椒大夫」を見る。 古い映画である。 なるほど、これが海外においても世評の高い溝口かと、 思って見るのだが、どこがどういいのか、なかなかわからない。 しかし、話の展開が面白くて思わず引きこまれる。 見終ってみれば、なるほど三年連続で、ベネチア映画祭で入賞ということがうなずける傑作である。 映画は機会があれば是非見ていただきたいが 映画の中の日本、平安期、江戸期の日本の一般の人々の生活の あまりの貧しさをあらためて思い知らされる。 道らしい道も無い荒野にできた集落には、 泥と藁葺きの粗末な家が点在し、そこに生きるものが身にまとっているのは襤褸布である。 現代文明の萌芽も見当たらない生活のなかで、 自然の力は強大で飢饉、災害に対しては人間はほとんど無力であり
米国の中間選挙は、12年ぶりに民主党が上下両院を制して終わった。結果としてラムズフェルド国防長官の更迭に至ったように、日本人の感覚なら泥沼化が明らかなイラク情勢が断然、第一要因のはずが、出口調査の分析では政治腐敗・スキャンダルに重きを置いた有権者がさらに多かった。この事実だけ見ても何か異質さを感じた。日本の新聞各紙や放送メディアの伝える解説類は正直なところ琴線に触れてこないので、今回はインターネットの世界から、この選挙とその余波、将来予測へ異議ありとする声を集めてみた。 最初は米国在住の意見から。「アメリカ中間選挙~遅すぎたイラク政策への不信任」(ワシントン通信 2.1~地方公務員から転身した国際公務員のblog)の意見は納得しやすいものだ。「アメリカ国民はもっと早くイラク問題の重大さに気づくべきでした。全く遅すぎますよ。2年前の大統領選挙ではイラク問題が争点になりきれず、同性同士の結婚や
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く