フェイスブックから社名を変更したメタ(Meta)が2月2日に発表した第4四半期決算は、純利益の減少が投資家を不安にさせ、株価は時間外取引で20%以上急落した。 フェイスブック、インスタグラム、ワッツアップの親会社であるメタの10~12月期の純利益は前年同期比5%減の103億ドル(約1兆1800億円)で、1株利益は市場予想を下回る3.67ドルだった。売上高は336億7000万ドルで、アナリスト予想(334億3000万ドル)を上回った。 社名をメタに変更した同社は、従来のソーシャルネットワーク事業から、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)を通じてアクセス可能なデジタル空間の「メタバース」と呼ばれるコンセプトに移行しようとしている。これは大胆な事業転換だが、CEOのマーク・ザッカーバーグは、フェイスブックを見捨てた若い世代を引き寄せるために必須の戦略だと考えている。 第4四半期のフェイスブックの利