連載第7回目は博報堂ケトル・嶋浩一郎氏とVoiceVision・大高香世氏との対談です!生活者の声をフィードバックする新たな方法にチャレンジしているVoiceVision。従来の市場調査とは異なるオープンな場で生活者の意見を求める意味や、企業と生活者がともにアイデアを生み出す「共創」という考え方を大切にする理由を語っていただきます。 カンヌから帰ってきました。7月4日にはケトルが運営する書店「本屋B&B」で「DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー」編集長の岩佐さんを進行役にカンヌの報告会も開催しました。 今年評価された作品に関して嶋と木村がいくつかキーワードを上げるという趣向だったのですが、自分が今年カンヌで重要だと思ったポイントは、情報の編集権が生活者に移行していく時代に企業はどんな情報発信をしていけばいいのかということ。フィルム部門でも、PR部門でもネットでいじられやすいコンテン