小学教諭が保護者を提訴=「相次ぐ抗議で不眠症」−さいたま地裁支部 小学教諭が保護者を提訴=「相次ぐ抗議で不眠症」−さいたま地裁支部 担任する児童の保護者から長期にわたる抗議を受けたことで不眠症になったなどとして、埼玉県の市立小学校に勤務する女性教諭が保護者を相手取り、慰謝料500万円を求める訴訟をさいたま地裁熊谷支部に起こしていたことが18日、埼玉県教委などへの取材で分かった。 県教委などによると、保護者からの抗議が始まったのは、担任する児童と同級生との間にトラブルが起こった昨年6月から。児童の保護者は教諭に対し、連絡帳で何度も苦情を寄せたほか、市教委にも教諭の言動に関するクレームを伝えた。さらに、教諭が給食指導中に児童の背中に触れただけで、暴行罪で県警に被害届を提出したという。 教諭は9月に入って「担任を降りたい」と申し出るなど思い悩んだ末、「このままだと犯罪者にされる」と考えて弁護