日本相撲協会は5日午前、東京・両国国技館で臨時の理事会を開き、病気療養中だった武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)が出席、同日付で職務に復帰した。これにより名古屋場所前から理事長代行を務めていた村山弘義外部理事(元東京高検検事長)は代行の職務を解かれた。 理事会後の記者会見で武蔵川理事長は「本日5日をもちまして理事長に復帰しました」とし、療養期間中に胃がんの摘出手術を受けたことを明らかにした。この間、代行を務めた村山外部理事に対しては「大変なお力添えをいただいた」と感謝の意を表明した。理事会でも理事長は復帰のあいさつと病状の説明をしたという。 武蔵川理事長は4日に辞任の意向を固めたとされるが、この日は「今は協会員全員で難局を乗り切るため、改革に向けていろんな意見をまとめ上げないといけないという気持ちでいっぱい」と協会改革に意欲を示した。
大相撲の立浪一門が、立浪親方(41)=元小結旭豊=を一門から破門する方針であることが19日、分かった。立浪一門は、2月1日の日本相撲協会理事選挙で立浪親方が一門の意向を裏切り、無所属の貴乃花親方(元横綱)に投票したとして、3月の春場所中に開催した緊急一門会で破門する方針を固めたもようだ。立浪親方には近く決定が通達される見込みで「立浪一門」という名称も消滅することになる。 先の理事選で、立浪一門は友綱親方(元関脇魁輝)と大島親方(元大関旭国)を理事候補に擁立。親方ら111人の評議員による投票で、当選ラインが10票とされる中、一門内で20票を確保していたため2人の当選が確実視されていた。 ところが、大島親方に投じられるはずの2票が貴乃花親方に流れたことで、大島親方は8票しか得票できず落選。貴乃花親方は10票を獲得して当選した。 事態を受け、選挙後、一門を挙げて造反者探しが行われた。選挙翌日に安
ではなかったか? ふと、逆の状況を考えてみた。 浅田が韓国代表で、五輪フィギュア女子史上誰もできなかったトリプルアクセル3回成功をやってのけたにもかかわらず、それに挑戦もせずに金メダルを獲得した日本人・金ヨナ美に負けたら、世論はどう反応しただろうか。 何事にも熱い韓国の国民気質である。それこそ男子の4回転ジャンプ論争と同じ“トリプルアクセル論争”が勃発して、ヨナ美や日本人が臆病者扱いされていたのではないかと想像する。今回は浅田にミスもあったから得点差が開いたが、接戦だったらとんでもない騒ぎが起こってもおかしくない。 リスクを冒して難度の高い技を成功させた者と、危険を回避して全体を美しくまとめた者をどう比較評価するかは永遠の論争テーマだろう。 かつてフィギュアスケートには「コンパルソリー」(規定)があり、決められた滑り方で氷上に円を描いて採点を受けた。選手がリンクをのぞき込むように
第1エンドで先制点を奪い、ハイタッチする目黒(左から2人目)、本橋(右端)ら日本チーム=五輪センター(共同) カーリング女子日本代表のチーム青森は19日(日本時間20日)、1次リーグ4試合目で英国と対戦した。日本は11−4で第9エンド、ギブアップで英国を下し、通算成績は2勝2敗、準決勝進出に前進した。 日本は第1エンド、好調なリード石崎琴美、セカンド本橋麻里のショットを生かす作戦。得点に優位な後攻で大量得点を狙いたかったが、1点止まり。まずますの立ち上がりとなった。 第2エンドは両チーム無得点のオープンエンド。第3エンド、五輪に入ってからショットの精度を欠いていたサード近江谷杏菜が2投とも決めて復調の兆しをみせる。一方、英国は最終投者、スキップのミュアヘッドがハウス(円)内にあった日本のストーンをはじき飛ばし、1−1の同点に追いつく。 試合が動いたのは第4エンド。英国はリードのベバースが1
大相撲の大関・琴欧洲(26)=本名カロヤン・マハリャノフ、佐渡ケ嶽部屋=が14日、初めて親方株取得の意向を公言した。親方になるには日本国籍取得が必要だが、大関は国籍取得には前向きで「現役を辞めたら親方になるという夢がある。今後両親らとも話すことになる」と語った。 琴欧洲はこの日、昨年5月30日に結婚した麻子夫人(30)との結婚披露宴を行った。横綱・白鵬ら610人が出席し、母国ブルガリアのパルバノフ大統領からのメッセージも紹介された。緊張気味の琴欧洲は艶やかな夫人のウエディングドレス姿を見て「全部がきれい。見ての通り、素晴らしい」とおのろけ。「もう上を目指すしかない。今後もより一層稽古に精進します」と綱獲りを宣言した。 <白鵬、琴欧洲の“壁”に>横綱・白鵬は「おめでとうという気持ちですが、春場所では手ごわい存在になりそうですね」と感想を語った。綱獲りを目指すという琴欧洲に対し「壁になると
日本相撲協会は4日、東京・両国国技館で理事会を開き、横綱朝青龍(29)=本名・ドルゴルスレン・ダグワドルジ、モンゴル出身、高砂部屋=が引退を表明した。 同日午前11時からの理事会は、朝青龍の緊急召喚を決定。午後1時10分過ぎに両国国技館に到着した朝青龍は、師匠の高砂親方(元大関朝潮)とともに事情聴取を受けた。 朝青龍は初場所中の1月16日未明、東京都港区の路上で酒に酔って男性に暴力を振るった。当初は、個人マネジャーが「殴られたのは自分」と説明。武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は仲間内のこととして、場所後の25日に朝青龍と高砂親方を呼んで厳重注意した。 しかし、その後になって殴られたのが別の男性であったと判明。警視庁麻布署がマネジャーらに事情聴取を行う事態となった。相手方の男性とは示談が成立したが、協会は1日の理事会で調査委員会を設置、事実関係の調査に乗り出していた。 寄付行為施行細則に定めら
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