・包丁で皮むき ・キャベツの千切り ・オムライス あと一つは?
俺と親友の出会いは就職。新卒の時に面接で知り合って、入社式でも顔をあわせて、そのまま同じ支店になった。 それから、親友が異動になっても俺が転職してもちょくちょくラインしたり飲んだりする仲だ。 俺は勝手にこいつを親友と呼び、そして俺にとって親友と呼べる男はこいつだけだった。 結婚前は、親友も俺も遠距離恋愛をしていて、彼女の居住地が近かったので、一緒に長距離ドライブで彼女に会いに行ったりした。 当然、親友と彼女の結婚式も出席した。 俺はその頃、もう彼女と別れていたけど、目一杯親友の人生の門出を祝った。 親友は、あまりかしこくはないが、まじめで、要領が良くて、人当たりがよくて、どこか気品があって、それでいてなんだかミステリアスで、男女ともに人気があるタイプというか、なんだか華がある男だった。 でも同時に、どこか他人に心をひらくのが苦手で、他人に対していつも批判的で、本音のところで素直じゃなくて、
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