レスベラトロール(英: resveratrol)(3,5,4′-トリヒドロキシ-トランス-スチルベン)とはスチルベノイドの一種であり、天然フェノール(英語版)またはポリフェノールの一種で、ファイトアレキシンでもある。これは複数の植物が傷害を受けた際や、病原体(細菌や菌類など)の攻撃を受けた際に生成する物質である[1][2]。食品中のレスベラトロールの供給源には、ブドウの皮、ブルーベリー、ラズベリー、クワ、ラッカセイなどがある[3][4]。 1939年、北海道帝国大学の高岡道夫により有毒植物バイケイソウ(Veratrum album)から発見され(有毒成分ではない)、レゾルシノール(Resorcinol)構造を有することから命名された。 レスベラトロールは赤ワインに含まれることから、フレンチパラドックスとの関連が指摘されており、心血管関連疾患の予防効果が期待されている[5]。また、その寿命延
