フェルメールやレンブラント、ラファエロ、ベラスケスといった巨匠によるバロック絵画。美術の授業で習ったり、どこかのホテルのロビーで見かけたり。絵画にあんまり興味がないという人でも、きっと一度は目にしたことがあるんじゃあないでしょうか。 オーストラリア・メルボルンを拠点に活躍する写真家、ビル・ゲカスさんは、そんなバロック絵画をモチーフにした作品を撮影しています。 モデルを務めるのは、ゲカスさんの5歳の娘、アテナちゃん。アテナちゃんは、バロック絵画に描かれている人物と同じようなポーズ、同じような衣装で写真に収まります。 おもしろいのは、絵画の雰囲気を残しつつ、ホンモノとはちょっとだけ違うところ。例えばフェルメールの傑作「真珠の耳飾りの少女」をモチーフにした写真のタイトルは「Girl without an earring(耳飾りなしの少女)」。ホント、アテナちゃんは耳飾りをしていないわ! 英ニュー