全国でジュニアゴルフの火付け役となった坂田信弘は、私財を投げうち坂田塾を開塾します。 そんな塾の1つ北海道札幌で「落ちこぼれ」と呼ばれた本多弥麗は、努力して女子プロゴルフ界に入会を果たします。 落ちこぼれだからこそのエピソード満載の塾長と塾生をお話を紹介します。 塾長坂田信弘のもとで落ちこぼれと呼ばれた本多弥麗 坂田信弘はトーナメントでは活躍することはありませんでしたが、苦しい家庭環境の中、「金を稼ぎたい」とプロゴルファーになったと伝えられています。 頭脳は優秀で、京大に進学した『学士プロ』と呼ばれた時期もあるようですが、如何せんスタートが遅かったことから、トップの世界に入ると鳴かず飛ばずの成績で、賞金で財をなすことはできませんでした。 ただ彼には優れた文才があったのでしょう。 実績のないプロのゴルフコラムが人気となり、やがて漫画の原作を書いて大当たりします。 そうして一線で活躍するトーナ