平成23年3月に東北新幹線に導入される新型車両(E5系)「はやぶさ」が17日、入線確認試験のため初めて青森市の新青森駅にお目見えした。一般公募に応募した市民ら約500人がホームで出迎え、先端が長い独特の形をした緑色の車体をカメラに収めていた。 鉄道建設・運輸施設整備支援機構によると、はやぶさは七戸町の七戸十和田駅を午前10時1分に出発し、最高速度250キロで走行、同10時17分に新青森駅の12番線に到着。乗降口の停車位置やホームとの距離などを確認した。 はやぶさを一目見ようと、午前8時ごろから市民らが詰め掛け、初めてはやぶさがホームに入ると、盛んにカメラや携帯電話のシャッターを切っていた。 仕事で頻繁に新幹線を使うという同市の会社経営、成田智也さん(32)は「車体といい色といい、かっこいいですね。早く乗ってみたい。ただ、新幹線が来るというだけでなく、経済効果がどのくらい見込めるかが大事」と