愛知、岐阜両県警は13日、名古屋市内の牛丼店「すき家」に押し入り現金約57万円を奪ったとして、強盗の疑いで、名古屋市守山区中志段味冨士塚、無職、長屋剛容疑者(35)=同罪で公判中=を再逮捕した。黙秘している。 両県警などによると、長屋容疑者はインターネット掲示板で「すき家は狙いやすい」という書き込みを見て、犯行を計画。妻には「(妻が)夜寝ている時働いている」とうそをつき、奪った金を「給料」や「パチンコで勝った」と言って渡していたという。 すき家を狙った強盗事件は近年、全国的に多発。愛知県警によると、県内では一宮市などで同様の被害が複数あり、両県警は長屋容疑者が関与しているとみて裏付けを進める。 逮捕容疑は、昨年12月24日未明、名古屋市名東区の「すき家名東猪子石店」に押し入って店員に包丁を突きつけて脅し、金庫から売上金約57万円を奪った疑い。