この13日、東京の神宮球場で、東京六大学野球の春季リーグが始まります。 球場の内野席と外野席の間あたり、ひときわにぎやかになるのが「学生応援席」。各大学の応援団員と、応援することが大好きな人たちが、選手たちとともに喜び、泣く場所です。 これから紹介する話をご理解いただくために、応援団のことを少し説明をしておかなくてはなりません。 東京六大学は各校に応援団があります。その名称は大学により違います。 「応援団」は法政、明治、立教。 「応援部」は早稲田、東大。 「応援指導部」は慶応。 それぞれが、リーダー、吹奏楽団、チアリーダーの三位一体で応援します。 各校には、さまざまな応援歌があり、得点機に展開するチャンスパターンがあります。 応援団員が最も大切にするのは校歌、そして第一応援歌。ただし慶応は校歌ではなく塾歌です。東大は校歌がありません。 各校はライバルですが、応援団は東京六大学応援団連盟とい