通称「かんなみ新地」に対し、尼崎南署と尼崎市が現地の組合に対して警告書を出したことについて見解を述べる稲村和美市長=25日午後、尼崎市役所 通称「かんなみ新地」と呼ばれる尼崎市神田南通3の風俗街に対し、兵庫県警尼崎南署と市が連名で風営法に基づく警告をしたことを受け、稲村和美市長が25日、「元に戻ることのないようしっかりと動向を注視しつつ、市としてできることを検討していきたい」と初めて公の場で見解を述べた。会見での主なやり取りは次の通り。 -市はかんなみ新地での営業を全てやめてほしいという姿勢なのか。 「合法な営業であれば問題ない。違法であればここ限りにしてほしいということ」 「小学校も近いエリアだ。違法行為がなければ全ていいのかという問題はある。周辺の環境に沿った営業形態が望ましい。そのへんも並行して検討している」 -なぜ、今になって警告書を出したのか。 「タイミングは警察にリードしていた