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ブックマーク / interdisciplinary.hateblo.jp (5)

  • 過剰診断とは何ですか? 何ではありませんか? - Interdisciplinary

    過剰診断とは、 それによって自覚症状が現れたり、死んだりしないような病気を、その病気であると診断する事 です。これは、次のようなものではありません。 誤診 誤陽性(偽陽性) 1は、たとえばAという病気に罹っているのに、それをBという病気であると診断する事です。つまり、Bであると誤って判定しています。だから誤診。 2は、Aという病気を持っていないのに、その病気があるだろうと判定する事(陽性)です。たとえば、超音波検査などの1次検査で陽性判定が出た後、細胞診などの精密検査で陰性(その病気で無いであろうとの判断)が出た場合、そしてその陰性判定が正しかったとすれば、1次検査の結果は誤陽性だった、と言えます。 誤診は、病気である/無い と診断を確定するプロセスでの誤りですが、病気と確定させる判定も陽性の一種であると考えると、広い意味での誤陽性とは言えます。ただし、ある病気と判定してそれに応じた処置を

    過剰診断とは何ですか? 何ではありませんか? - Interdisciplinary
  • 『過剰診断(overdiagnosis)の定義と過剰手術(oversurgery)/過剰治療(overtreatment)の用法:病理医と疫学者の見解の差異』についての考察 - Interdisciplinary

    ※先に書いておきますが、1万5千字近くあります 福島における甲状腺がん検診まわりの議論の流れで、2021年に日内分泌・甲状腺外科学会雑誌に、過剰診断概念に関する特別寄稿が掲載された。 当該寄稿における主張の概要は次のようなものである。 病理医は過剰診断を誤診の意味で用いてきた その定義にしたがい、病理診断コンセンサス会議のメンバーは、過剰診断と過剰治療の症例は無かったと報告した 福島における検診を過剰診断と指摘する主張がある その主張は疫学的な意味における過剰診断を強調するものである 病理医の立場から、これを過剰診断と呼ぶのは不適切であり、過剰検査と呼ぶべきである これは、専門家によって医学における他分野での術語の用法変更が要求されたものであり、議論における重大な提言と捉えられる。そこで記事では、坂らの論考について詳細を検討する 以下、当該論考を単に寄稿と表現する。学会誌に掲載された

    『過剰診断(overdiagnosis)の定義と過剰手術(oversurgery)/過剰治療(overtreatment)の用法:病理医と疫学者の見解の差異』についての考察 - Interdisciplinary
  • “「反反ワクチン派」の「医療クラスタ」” は “「心因性」という言葉を気のせい、詐病、大げさなどの意味で使って「全体の公衆衛生のために犠牲になってくれている少数の人」を侮辱” したのか? - Interdisciplinary

    はてなブックマーク経由で見かけました。 「反反ワクチン派」の「医療クラスタ」が「心因性」という言葉を気のせい、詐病、大げさなどの意味で使って「全体の公衆衛生のために犠牲になってくれている少数の人」を侮辱したのは忘れないラジよ。— PsycheRadio (@marxindo) 2021年2月6日 「反反ワクチン派」の「医療クラスタ」が「心因性」という言葉を気のせい、詐病、大げさなどの意味で使って「全体の公衆衛生のために犠牲になってくれている少数の人」を侮辱したのは忘れないラジよ。 ↑このかたの意見は、分解して検討すると、 反反ワクチン派の 医療クラスタが 心因性の語を 気のせい、詐病、大げさなどの意味で使い 「全体の公衆衛生のために犠牲になってくれている少数の人」を侮辱した このようです。上の2つは、何らかの性質によって括られた集団を指し、3番目と4番目は、用語を不適切な意味で用いたと批判

    “「反反ワクチン派」の「医療クラスタ」” は “「心因性」という言葉を気のせい、詐病、大げさなどの意味で使って「全体の公衆衛生のために犠牲になってくれている少数の人」を侮辱” したのか? - Interdisciplinary
  • “ニセ科学を厳しく批判する人たち(例・菊池誠大阪大学教授)が特になにもしない” のか? - Interdisciplinary

    ニセ科学を厳しく批判する人たち(例・菊池誠大阪大学教授)が特になにもしないであろうことはなんとなく予想できる。ふだんは社会的影響力皆無な私人のタワゴトまでいちいち批判して回る人たちだけど。 / “自民党広報 on Twitter: "【教えて!もやウィン】 第1話 進化論 …” https://t.co/lSCJ3r9KOf— 瀬川深 Segawa Shin (@segawashin) 2020年6月19日 ニセ科学を厳しく批判する人たち(例・菊池誠大阪大学教授)が特になにもしないであろうことはなんとなく予想できる。 ↑ここでのなにものなにが一体なになのか、が解らないと意味が不明ですが、ひとまず措いて。 社会ダーウィニズムはニセ科学なんだけど、ニセ科学批判の人たちはこれを批判はしないな。科学を持ち出さなくてもいい単なる詐欺には「ニセ科学だ」と叫ぶけどな。 https://t.co/DHon

    “ニセ科学を厳しく批判する人たち(例・菊池誠大阪大学教授)が特になにもしない” のか? - Interdisciplinary
    imakita_corp
    imakita_corp 2020/06/22
    ああいう責め方をすると無意味な泥沼の重箱の隅突き合戦になるのが分かりきっているのに
  • 死亡の指標とsivad氏の誤り - Interdisciplinary

    概要 世界の甲状腺癌の現状における、長崎大学名誉教授の長瀧重信氏の発言に端を発する議論についてです。その発言は、次のようです。 甲状腺癌と診断され、手術される患者の数は確実に増えているにも関わらず、甲状腺癌の死亡率は減少していません。少なくとも手術される患者の増加に比べて死亡率の減少は、はるかに緩やかです。その結果、「手術しなくても死亡しない患者」が手術されているのではないか、という考えも出てきました。 これについて、twitter上で幾人かの方が、疑問を呈していました。つまり、長瀧氏は何かおかしな事を言っているのではないか、との指摘です。その流れで、sivad氏が、次のような主張をします。 @sivad ちょっと考えればわかるけど、ここでの死亡率は無論甲状腺がんによる死亡率なので、「手術しなくても死亡しない患者を手術」して件数が増えているのであれば、その分の死亡率は確実に減るわけ。それが

    死亡の指標とsivad氏の誤り - Interdisciplinary
    imakita_corp
    imakita_corp 2019/02/22
    >>死亡率とは,一定期間(通常1年間)における,ある疾病の死亡者数が観察集団人口に占める割合
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