Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2021-01-05 13:16 米国は2020年3月に、新型コロナウイルス感染症が甚大な被害をもたらし、大問題になりそうだと認識し始めた。しかし、ほぼ同じ頃に、ロシア政府がSolarWinds独自のネットワーク監視ソフトウェア「Orion」をハッキングし、米国の政府機関やIT企業のセキュリティを破壊していたことを知る米国人はそういないだろう。爆発や死者はなかったが、米国のITに対する攻撃だったと言えよう。 ロシア政府との関連性が指摘されているハッカーは、ハッキングしたSolarWindsのプログラムを利用して、少なくとも1万8000の政府および民間ネットワークに侵入した。ネットワーク内のデータ、つまりユーザーID、パスワード、財務記録、ソースコードなど、あらゆるものがロシ
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