夏本番を迎え、重要視されている水分摂取。外出する際はもちろんのこと、特に運動時は不可欠だ。かつて運動部などでは運動中の水飲みを厳禁する傾向にあったが、現在では脱水症状や熱中症を防ぐだけでなく、運動パフォーマンスを下げないためにもこまめな水分摂取が推奨されている。 その一方で、近年はダイエット方法の1つとしての水分摂取も注目を浴びている。1日1〜2リットルを目安に飲むと、基礎代謝が向上してやせやすい体になり、老廃物排泄や便秘解消、肌質改善、血液サラサラなど、多くの効果が期待できるのだとか。実践している国内外の有名人も少なくない。また、一部では血流量が増えて脳が活性化するともいわれている。 しかし、英国の女性が栄養士に勧められるままにこの水ダイエットに挑戦しところ、てんかんを引き起こし脳に後遺症を負うという事件が起きた。女性は記憶力や注意力、言語表現能力に障害持ったことから訴訟を起こし、7年間