少し時間ができたので、元条例と改正案を読みながら一連の議論を少し追ってみました。「ゾーニングすればいい、表現規制には反対」っていう人はたぶん条例をちゃんと読んでない。これ表現規制じゃないんだよ。ましてや「文化が滅びる」なんて、ずいぶんオーバーだなと思いました。僕も(エロ)マンガやアニメが大好きだから、不安の声も理解できるつもりだけど、今回の流れでは都議会側に同情する部分もあります。賛成派が不当にフルボッコにされているように見えるので、少し発言して議論に飛び込んでみようと思います。青少年保護育成条例の構造について簡単な図を描きました。緑の部分は、「図書類」(2条2項)一般。オレンジの部分(P)は、いわゆるエロ本やエロビデオの類いで、青少年に見せないようにゾーニングする努力義務がある部分(7条)。赤の部分(Q)は、エロ本等のうちで、特に露骨なもの。都が「指定図書」のレッテルを貼ることができる部