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ブックマーク / horikawad.hatenadiary.com (3)

  • STAP細胞事件から学ぶこと - クマムシ博士のむしブロ

    ついに小保方さんがNatureに掲載された二報のSTAP細胞論文を撤回することで同意したらしい。 STAP主論文撤回へ 小保方氏同意、研究白紙に: 日経済新聞 これでSTAP細胞の存在は白紙に戻ったわけだが、小保方さんが参加予定のSTAP細胞の再現実験の検証作業の方はどうなるのだろうか。 ところで今回の事件からは多くのことが浮き彫りとなった。一部の大学院ではきわめてずさんな博士論文審査が行われていること、一流の研究機関や研究者でも簡単に捏造疑惑の渦中に入りうること、これらの機関や研究者は問題が露呈したときのリスクマネージがうまくできず保身に走りうること、研究者と一般人との感覚が乖離していること、などなど、挙げればきりがない。 ただし、その一方で、事件はポジティブな指針も与えてくれた。それは、研究者のキャリアパスの歩み方についての指針である。 今回、たとえ日最高峰の研究機関であっても、

    STAP細胞事件から学ぶこと - クマムシ博士のむしブロ
    imo758
    imo758 2014/06/04
    これをちゃんと皮肉と読み取れるかどうか。
  • 研究者が沈黙する理由 - クマムシ博士のむしブロ

    公開された研究論文のデータについて議論をするのは科学研究の営みの一部です。科学研究における発見は、論文として発表されればその発見の妥当性が完全に保証されたことになる、というわけではありません。吟味されながら、その研究結果の妥当性が評価されていきます。これまでにも、有名雑誌に掲載された後に撤回された研究論文は数多くあります。 ある研究者が大きな発見の報告をし、国民の多くがその人を称賛するようになると、その研究者による研究報告の内容について議論すること自体が難しくなります。少しでも研究結果の疑義について論じれば、人々から非国民扱いを受けて個人攻撃を受けることがあります。そのような人々は、科学研究の作法について知らないのです。10年ほど前に、韓国ではこのような状況が起こりました。 ほとんどの研究者が疑念を持つようなデータがそこにあったとしても、世間にこのような雰囲気が形成されてくると、ブログなど

    研究者が沈黙する理由 - クマムシ博士のむしブロ
    imo758
    imo758 2014/02/17
  • クモの糸をはくカイコ - クマムシ博士のむしブロ

    みんなクモの糸を甘く見ない方がいい。 クモの糸は、カイコの絹糸よりも強くてしなやかなのだ。クモの糸を束ねれば、体重65kgの大学教授だってぶら下がることができる。そのポテンシャルの高さから、幅広い用途への応用が期待されている。 ところが、クモは縄張りがあったり共いするなどの習性のため、飼育をして大量の糸を採取することが困難である。 これまでに、クモ糸の組換えタンパク質をバクテリアやほ乳類の培養細胞などで生産する試みがなされてきた。日にも、クモ糸を人工合成しようと頑張っているベンチャー企業がある。 だが、これらの系では発現させた組換えタンパク質を大量につくるのにコストがかかったり、発現した時に糸状に紡がれないなどの問題があり、クモ糸の大量生産はまだ実現していない。 今回、クモ糸の大量生産を実現するため、中国の研究者らはカイコに目をつけた*1。カイコは糸を出して紡ぐ。しかも大量に飼育が可能

    クモの糸をはくカイコ - クマムシ博士のむしブロ
    imo758
    imo758 2012/01/04
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