ボールペンやシャープペンシルなど文具の開発・販売を手掛けるぺんてるは、IoT(インターネット・オブ・シングズ)技術や人工知能(AI)をテストする基盤をオフィス内に構築。2021年に同基盤を使い、サーバー室や会議室の状況を遠隔で把握するシステムを開発した。
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パソコンの心臓部ともいえるプロセッサ(CPU)には、米Intel(インテル)社製のものが使われてきた。これに対して、スマートフォンやタブレットでは、そのほとんどが、英ARM (アーム) 社が設計したCPUを搭載している。スマートフォンやタブレットが、パソコンを遥かに凌ぐ勢いで販売されている昨今、ARMのCPUもそのシェアを拡大している。 しかし、一般にはARMという名前は知られていない。それは、ARM社は自社で半導体工場を持たないファブレス企業だからだ。彼らは、CPUを設計し、その設計情報を世界中の企業にライセンス提供している。それを購入した企業は、そこに自社独自の機能を付け加えて製造する。 Apple社は、iPhoneやiPadに、携帯電話として必要な通信機能やグラフィックス処理機能、AI(機械学習)機能などを独自に追加したプロセッサ(Aシリーズ)を使っているし、Qualcomm社もまた
インダストリー4.0は、2011年4月に開催された世界最大級の産業技術の展示会ハノーバーメッセで初めて提唱された。それからちょうど10年の節目に当たる「HANNOVER MESSE 2021:Digital Edition」(2021年4月12~16日)で、「インダストリー4.0の10年、国際的成功を収めたドイツ発のコンセプトとその未来」と題するオンラインセッションがあった。インダストリー4.0の名付け親といわれる2人、ヴォルフガング・ウォールスター氏とヘニング・カガーマン氏が登壇し、10年を振り返った。 その内容などから、ドイツが今日、インダストリー4.0をどのように捉えているかを2回にわたって見ていく。後編では、主に技術とデータ管理・交換のためのプラットフォームの動向を見ていく。 5GとAIの応用に期待 オンラインセッションでウォールスター氏は5Gについて、「通信の遅延が10ミリ秒以内
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