(2015年6月5日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 一部からは反スターバックスと見られているかもしれないが、ブルーボトルコーヒーは同社が運営する小規模な職人風カフェを大金に変えている。 米カリフォルニア州に本社を置き、コーヒーの小売りと卸売りを手掛けるブルーボトルは、フィデリティが主導する7000万ドルの新規調達ラウンドを終結した。同社は企業評価額についてコメントしなかったが、これほどの金額を調達する新興企業は通常、数億ドル(それも5億ドル以上の後半の数字)の価値があると評価されている。 ブルーボトルの出資者のリストは長くなっており、今回、米国最大級の資産運用会社の一部門であるフィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチとヘッジファンドのテトラゴン・ファイナンシャル・グループが加わることになる。 同社の投資家には、すでに、モルガン・スタンレーやハイテク専門ベンチャーキャピタル(VC)の