人気のカップ麺「ペヤングソースやきそば」に虫が混入していた問題を受け、全商品の生産販売を当面休止するとした製造元の「まるか食品」(群馬県伊勢崎市)。事態収拾のためとはいえ、食品メーカーとしては異例の対応だ。売上高100億円を超える「ペヤングブランド」の一時凍結は、経営の屋台骨を揺るがす。識者からは企業イメージを守るための「過剰反応」との意見が出る一方、「構造的な問題があったのでは」との見方も。1匹の虫がもたらした波紋は、まだ収まりそうにない。 同社は当初、「(製造工程での)混入は考えられない」とコメント。自主回収の対象としたのも、最初は同じラインで作られた2種類の商品のみだった。 食品問題に詳しい石川直基弁護士(大阪弁護士会)は「どれだけ管理を徹底しても、異物混入を根絶するのは難しい」と指摘。混入があり得るとの前提で「工程に問題がなかったか、速やかに調査する姿勢が十分ではなかった」と、
![Yahoo!ニュース - ペヤング虫混入 回収、販売休止…異例の対応に波紋広がる (産経新聞)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1ee0d6eff845e91cb5e71ff29074a36fa709bc62/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Famd.c.yimg.jp%2Fim_siggMz1OEr4kwNewUaYSZSwwGw---x200-y160-q90%2Famd%2F20141213-00000504-san-000-2-view.jpg)