農家の減少や気候変動の影響で、野菜の生産量や価格が不安定となる中、大手食品メーカーと総菜などを販売する会社が安定的な野菜の調達に向けた業務提携を発表しました。 食品大手のカゴメと、デパートを中心に総菜店の「RF1」などを運営する会社は、17日、都内で会見を開き、両社の間で業務提携を行うと発表しました。 発表によりますと、野菜の生産をめぐっては、国内の農家の減少や気候変動の影響で収穫量や価格が不安定になっていることから、両社では今後、野菜の調達や産地での生産拡大などに共同で取り組むということです。 こうした取り組みによって、野菜の安定的な確保につなげるほか、今後、総菜店などで販売するスープやサラダなどの商品開発を両社で進めていくということです。
