藤井聡太棋王(竜王・名人・王位・棋聖・王将=23)が2期連続で増田康宏八段(28)の挑戦を受ける将棋の第51期棋王戦コナミグループ杯5番勝負第5局が29日、鳥取市「有隣荘」で行われた。先手の藤井が増田を下し、シリーズ対戦成績を3勝2敗として4連覇を達成した。王将、棋王のダブル失冠危機から底力を見せつけ、将棋史に残るダブル逆転防衛を決めた。増田は悲願のタイトル初獲得まであと1歩と迫ったが、及ばなかった。 負ければ失冠の大一番。増田が意表を突く一手損角換わりの「秘策」に工夫を凝らした早繰り銀で対抗、緩急自在の指し回しをみせた。終盤は急所を逃さず、投了に追い込んだ。 王将戦7番勝負第7局では永瀬拓矢九段に勝利。第4局を終えて1勝3敗とかど番に追い込まれたが、3連勝して逆転防衛を決めた。棋士になってから初めて見せた底力だったかもしれない。棋王戦も同時期に1勝2敗と追い込まれたが、第4局を勝ってフル

