前回のエントリでお伝えした通り、東京都の検査でセシウムが暫定規制値を超えて検出された福島県南相馬産牛肉は特異的な数値を示していました。この原因は農家が高濃度に汚染された飼料を与えていたためと判明しました。福島全域で肉用牛飼育調査へ 県、260戸緊急立ち入り 餌の高濃度セシウム、規制値の56倍福島県南相馬市の農家が今月7日に出荷した11頭の肉用牛から放射性セシウムが検出された問題で、福島県は11日、出荷元である農家の飼料のわらから1キログラム当たり7万5千ベクレルのセシウムを検出したことを明らかにした。わらを乾燥前の状態に水分量を補正し飼料の暫定規制値(1キログラム当たり300ベクレル)と比較すると、基準の約56倍に相当するという。2011/7/11 21:12 日本経済新聞 農水省からは3月の時点で畜産農家に対し、飼養管理に当たっての注意を案内していました*1。こうした対策が十分に徹底