作 成: 公開日: 初版公開日:2010 年 3 月 11 日 次回改訂予定:2013 年 7 月 転載許可申請先:dm-inf1@hosp.ncgm.go.jp 無断転載禁止 (1)Evidence─Based Medicine(EBM)とは 臨床問題を解決する際に臨床研究による実証(エビデンス)を判断基準として重視する医療様式 で,理論と経験則を主体とする従来の医療への補充的意義をもつ.質の高いエビデンスを取捨選 択し,患者の意向と状況を加味して,医師と患者の双方によって個別化した協働判断をする. (2)EBM による診療均てん化・疾病管理 1─5 EBM 手法による実践的なマニュアルは学会ガイドラインを実地に導入する際の診療実用書とし てケアの標準化・診療の均てん化に役立つ 6─9.特に糖尿病による合併症の予防には,生涯を通じ ての適切な管理・治療および自己管理の教育・支援