イクメンプロジェクトのロゴ 20日の「父の日」を前に、厚生労働省は17日、お父さんたちに子育てに参加してもらおうと、「イクメンプロジェクト」をスタートさせた。子育てに積極的なお父さんを「イクメンの星」として毎月1人選び、男性の育児参加を後押しする。 「イクメンプロジェクト」のサイト(http://www.ikumen-project.jp)で登録すると、自分の育児体験を書き込める。男性育児を支援するNPO代表ら外部識者が、この中から「イクメンの星」を毎月選ぶ。 発足式で長妻昭厚生労働相は「我こそはという方は、どしどし応募を」と呼びかけたが、自身の家事については「コップを洗うとか……」ともごもご。「なかなか十分にはできていない。実は、わたし自身の意識改革が一番重要と痛感してます」と反省しきりだった。 夫の家事・育児時間が長いほど第2子以降の出生割合は高く、男性が育児に参加しやすい機運