42年間罪深い人生を送ってきたので、これからは人の為に生きていきたいと真剣に考えている。具体的に申し上げると女子大生を守りたい。彼女たちの翼になりたい。そういう純粋な気持ちに衝き動かされた午前3時の僕はほとんど無意識のうちに米大手検索サイトの日本向けサービスで「女子大生」「助けて」と検索していた。するとどうだろう。困り果て救いを求めている女子大生たちが大勢いるではないか。僕は今までこの声を聞き逃してきたのだ。本当に、本当に、申し訳ない。こういうとき誰に謝ればいいのだろう、そういう人生において必要なことを教えてくれない学校に意義はあるのだろうか。その掲示板サイトは女子大生の他にも女子高生やOLや主婦が悲痛なSOSを発していた。女子大生以外に救いの手を差し伸べる義務や義理は僕にはない。残酷な言い方になってしまうが僕の目の届かないところで自力で頑張ってほしい。 一人の女子大生が悲鳴をあげていた。