前大阪府知事の橋下徹氏が初当選し、全国的に注目を集める大阪市役所に対し、市長選翌日から3日間で、市民から意見や問い合わせが約240件に上ったことが2日、分かった。通常より2・5倍以上の件数で、最も多かったのは「市職員の態度が悪い」といった批判。一方で橋下氏への期待が目立ったといい、「市役所をぶっ壊す」としている橋下氏の今月19日の就任を待たず、“改革圧力”が市民から押し寄せている格好だ。 市情報公開室によると、橋下氏の当選翌日の先月28日、市役所に出勤した市職員のインタビューがテレビニュースで流れたが、同日から30日までの3日間で、こうしたニュース映像をめぐって「市職員の態度が悪い」といった批判が69件寄せられた。 ニュースでは選挙結果の感想を問われ「僕が考える民意とは違う」と答えた市職員がおり、この映像を見た橋下氏も「公務員は民意を軽く見ている」と批判していた。 市民らの意見は「選