都知事の発案で始まった三宅島でのバイクイベントを巡り、協賛を拒否した本田技研工業に対し、石原慎太郎知事の怒りがヒートアップしている。「この大会を意識的に妨害してるんだよ」などと発言。さらに、「取材するな」とホンダがメディアに圧力をかけているとし、「私、命を張っても戦う!。とにかく抗議に行く」などと宣戦布告した。いったい両者に何があったのか。 ホンダは正式な要請がある前に協力を辞退した? このバイクのイベントは、噴火災害に遭った伊豆諸島・三宅島の復興を目的に開催された「チャレンジ三宅島モーターサイクルフェスティバル」。2007年11月にスタートし、08年10月に第二回目が開催された。ただし、当初は英国領マン島にならった「国内初の公道レース」の看板を掲げ、運営費も3億円と、離島で行うイベントとしては突出していため、開催まで曲折を重ねた。 特に「公道」でのレースは地形的に危険度が高いと、バイク業
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