『父になった少女、母になった少年』 2008 210×62.5×35cm、210×51×28cm 朴材の一本造りに彩色 © Koji Tanada 彫刻家 棚田康司(1968〜)は、一本の木を外から彫りこみながら、子供たちをなかから立たせようとします。髪の毛の一筋、柔和な目尻、浮きあがる肋骨、木肌を残した皮膚の色、緻密な観察による未成熟な人体は、どこか中性的で、その先の変化を予感させる姿態をとっています。彼の彫刻は、木との出会いからはじまり、その内部を丹念に見極め、「木取り」をしていく、素材と徹底して向き合う過程のなかからうまれます。彼自身が見聞き体験した出来事を引き金とし、実在の人物への洞察をもとに、個別の性格と、我々の誰にも訴えかけるような内面をとりだします。このように、彼は、身近な日常の小さな手ごたえを、願いをこめて、人間の奥深くとどくものへと変えていきます。 2001年の
■ 「高嶺の花 的ノート」 丸善 ダックノート 150D-2 9mm横罫 2,730円 □2,730円というノートにしては、かなり高めの値段のせいもあって、 これまで、店頭で手にはするものの、レジに持っていくことのなかった 私にとって、ちょっとばかり「高嶺の花 的ノート」だった。 折りしも、先日オープンしたばかりのラゾーネ川崎の丸善に立ち寄った際、 店内の一角に、丸善オリジナルのステーショナリーコーナーが特設されているのを 見つけた。もちろん、このダックノートも展示されていた。 これまで、ノート売場では他のノートと一緒くたに並べられて、 後姿だけを見せていたときとは違い、 そのコーナーのダックノートときたら、まるで晴れ舞台にもで立っているかのように 堂々と輝いて見えた。 しかも、悪いことに 1冊1冊職人さんが手づくりしていますということを紹介する、 パネルも横に添えられており、 もう、私の
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