2013年4月18日、米国デジタル公共図書館(Digital Public Library of America:DPLA)のベータ版が公開されました。米国の文書館・図書館・博物館・文化遺産機関の所蔵資料(ベータ版公開時点では240万点)を広く一般へ提供するためのポータルサイトです。 資料は、キーワード検索はもとより、マップ、タイムラインを使った視覚的なブラウジングも可能です。開発者向けにAPIが公開されおり、既にEuropeanaとDPLAを横断検索できるツール等も提供されています。また、コンテンツ提供機関との共同による7点のバーチャル展示も公開されています。 Digital Public Library of America http://dp.la/ Digital Public Library of America (DPLA) Launches Today(Digital Pub
EBSCO Publishingが発行しているニュースレター“RA News”(2013年3月号)に、“Twenty Rules for Better Book Displays”という記事が掲載されています。執筆者は米国のローレンス公共図書館のマーケティングディレクタSusan Brown氏です。 記事は「ブックディスプレイマニフェスト」として、以下の20項目からなる図書のディスプレイルールを紹介した内容となっています。 1. ディスプレイは、あなたの個人的な関心ではなく、利用者の関心を反映したものにすべき 2. ディスプレイは人気があるべきもの。かなりの時間をディスプレイのスペースを埋めることに費やし、そのスペースを空にすることを最終目標とすること。 3. 本がディスプレイの主役であるべき。 4. ディスプレイする資料は本に限定しないこと。 5. 本が主役であるべきだが、目を引くサイン
国立大学図書館協会人材委員会が、平成24年3月付けの文書「図書館職員の人事政策課題について(提言)」を公表しています。 この文書は、人事政策デザイン・グループが平成21 年度以降取り組んできた図書館職員の人事政策課題に関する幾つかの調査に基づくものであり、人材の確保と養成に関して国立大学図書館が学内であるいは図書館が共同して取り組むべき事柄とその方向性を提示したものである、とのことです。 Ref. 「図書館職員の人事政策課題について(提言)」 http://www.janul.jp/j/projects/hr/jinjiseisakukadai.pdf via. 国立大学図書館協会ウェブサイト(2012/7/10確認) http://www.janul.jp/
蔵書構成 1. はじめに 今回の研究文献レビューにあたり、はじめに、簡単な定義、対象範囲の設定、最近のレビューの確認をしておきたい。 1.1. 「蔵書構成」の定義 『図書館情報学用語辞典 第三版』には、「蔵書構成」は「図書館蔵書が図書館のサービス目的を実現する構造となるように、資料を選択、収集して、計画的組織的に蔵書を形成、維持、発展させていく意図的なプロセス」(1)とある。「蔵書」の「構成」というと静態的な響きがするが、収集によって資料が増え、除籍によって資料が減り、その前後で蔵書としての一体性を保つ、その有機体的かつ動態的なプロセスが蔵書構成なのだということを、この記述は示している。その過程に「計画的組織的な意図」が介在することによって、単なる資料の集合と「蔵書」は区別されることになる。より細かく見れば、すべての資料を収集することは現実的に不可能である以上、「計画的組織的な意図」に
国立国会図書館(NDL)調査及び立法考査局が刊行している『レファレンス』のNo.738(2012年7月号)に、柳与志夫氏による「我が国の電子書籍流通における出版界の動向と政府の役割―現状と今後の課題―」という記事が掲載されています。 我が国の電子書籍流通における出版界の動向と政府の役割―現状と今後の課題― http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_3509071_po_073802.pdf?contentNo=1 レファレンスNo.738(2012年7月) http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/index.html#no738
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く