1927年12月の広州起義(中国共産党が広州で起こした武装蜂起)で犠牲となった戦士たちを祈念して設立された公園、広州起義烈士陵園。園内には広東革命歴史博物館や葉剣英元帥の墓などがあり、市民の憩いの場として、また観光地としても有名な公園なのだが、この公園で「麻雀をする権利」を勝ち取ろうと、訴訟を起こしては負けている有名なおじいさんがいる。 このおじいさんは72歳の王伯さん。王さんが広州起義烈士陵園内で麻雀を始めたのは2002年からで、定年退職した人たちと一緒に広州起義烈士陵園内で麻雀を楽しむことを日課としていた。王さんは新しい麻雀卓を購入したり、参加者からお金を徴収したりする“まとめ役”として活躍していたという。 しかし、麻雀参加者の人数が増えるとともに、公園内でいつも麻雀をしている王さんたちを快く思わない人が出てきた。また、王さんたちが公園に自宅の麻雀卓を持ち込んだり、公園の警備員にお金を