あけましておめでとうございます。もう1月15日でした。 前回の続き、2016年の漫画BEST30。後半戦です。 前回→2016年面白かった漫画BEST30! 前半戦 30位~16位 2017年に入って2週間も立ってしまったので、出遅れた感はまんまんですが。 相変わらず長々と書いている部分がありますので適当にお付き合いください。 では15位から。 15.HaHa/押切蓮介 狙ってんなぁ畜生、という作品にきちんとハマってしまう単純な自分がやや恥ずかしくもあるけれど、実際これはめちゃくちゃ面白い。 ストーリーそのものも、そこから透けて見えてくる押切蓮介という作家のバックボーンや力の源のようなものも感じられてくる。月並みな言い方だけれど、とにかく励まされる、心温まる、ポジティブなオーラがガンガンでている。 本作は押切蓮介先生自身の母親の反省を描いた作品です。息子が母親の自叙伝を描いているのです。
新海誠監督の最新作「君の名は。」の感想記事です。 見終わったあと、しばらく立ち上がれず、エンディング曲の残響が耳から離れないままでした。 間違いなく、傑作だと思う。いやもう、毎回言ってるけど、今回も傑作。 過去最大規模で全国公開された本作はこれまでのキャリアの総括のような内容。 過去作の様々な要素が結集された、これまでのファンもここからのファンも満足のいくであろうエンタメ作品として仕上がっていました。 後述しますが過去作を観ている人にこそ観てほしい作品。 今作に挑戦的なエッセンスがいくつも含まれていることは公開前から この素晴らしい予告ムービーからして、読み取ることができましたが、 それにしたって、ここまで真っ直ぐに大衆の方を向いた、それでいて新海監督らしさがあふれる映画に仕上がっていようとは。 新機軸のコメディ要素も、切り裂かれそうなセンチメンタルも、惑わされそうな透明な空も、こんなに幸
きっと 素晴らしい旅になるよ さて「四月は君の嘘」ラストとなる第11巻が発売しました。 結論から言うに、間違いなく素晴らしい作品だった。 これほどまでにセンチメンタルで、激情ほとばしる作品として最後まで走りきってくれるとは。 傑作。傑作ですよこれは! 雑誌で掲載された最終話を読み、そしてアニメも最終話まで見切り、いよいよ原作コミックス最終巻となったわけですが、この3フェイズそれぞれでボロボロ泣いてますからね俺。 特にこの作品に関して言えばアニメ版の出来も最高級だった。 漫画も変に引き伸ばしとかもされず(と読んでて思っただけだけど)、作品的にベストなタイミングでの幕引き。そして本編のストーリーそのものの、完成度。さまざまな面からみても、幸福な作品のように感じられます。 過去の更新記事↓ 輝きだした、かけがえのない春。 『四月は君の嘘』1巻 熱狂がぼくらの背中を押す『四月は君の嘘』2巻 波乱の
う~んウナギ 我ながら旨かったな… うわーどうしようおもしれー!感想書きたいけど、でも手におえたもんじゃないw 「アマガミ」販売元のエンターブレインが直々に世に出してしまった、ピアイ才先生の「あまがみっ!」シリーズは、読む者を置いてきぼりにしそうな超疾走感で突き抜ける強烈なギャグ漫画。 アマガミのコミカライズシリーズは本当に出来が多いものが多くて、ファンとしては喜ばしい限りでした。しかし中でもこの「あまがみっ!」はとびきり異質。原作を弄り倒しすぎて影もカタチもない有様ですよ! 好き勝手やりすぎ!それでいて原作ゲームやアニメの小ネタを拾ってむりやり話をこじ開けていく豪快さが楽しいw話のスジはムッチャクチャなんですが、この漫画だからこそ許されるノリが最高に愛おしい! これが同人誌じゃなく公式のコミカライズで出てるってのがすごすぎますよww こういう自由さもアマガミのメディアミックスの面白さだっ
【特報】4月も「ブレイクブレイド」の中吊り広告を掲出するのです~☆路線はJR中央快速線、中央総武線各駅停車、京葉線、青梅線、五日市線、武蔵野線で、期間は4月11日(木)~4月15日(月)なのです~☆ bit.ly/WGo9eF — COMIC メテオさん (@comicmeteor) 2013年4月11日 告知が遅れてしまいましたが、今月も「ブレイクブレイド」の中吊りが貼られているようです。 2月、3月に引き続き、今回もここ「正直どうでもいい」の記事から 文章を引用したかたちで制作していただけたようですよ。 まさかの3度目ですようひぃ!中吊りだと、こんな辺鄙なブログなんかより当然人の目に触れるわけで、おう……。「ブレイクブレイド」を引き立てることができるものになっていればいいな。 興味持ってもらえれば、いちブレブレファンとして嬉しいです。 4月11日(木)~4月15日(月)に JR中央快速
どうか 許さないでくれ 「空が灰色だから」5巻が出ました。これにて完結となります。 最後の最後までこの作品らしさが貫かれましたね。「らしい」一冊でした。 最終巻だからと特別なこともせず、灰色な1話完結オムニバス。 ザクザク心を切り刻んでくるような悲しいお話から、心をほっこりさせてくれる暖かなコメディ。テンションの振り幅激しいのが魅力です。 心ざわめく空の色。レッツ・ガガスバンダス。『空が灰色だから』1巻 傷ついたらハマる、思春期の光と闇。『空が灰色だから』2巻 きっと絶対、世界は悪に満ちている『空が灰色だから』3巻 あなたもきっと心ざわめく。『空が灰色だから』4巻 いつも通り、特に気に入ったお話を個別感想していきます。 ●53話「私を許して」 陰か陽かだったら陽のお話。というかストレートに感動できるタイプのお話。 生真面目すぎていろんなことが許せない女の子が、その性格ゆえに友人たちに離れら
秒速5センチメートルの感想です。 想いが届かないもどかしさ。日常の哀愁。まさに新海イズムという感じ。 物語はまばゆく切ない「思い出の輝き」に満ちていて、心底酔いしれました。 相変わらず、というか前作より更に映像が綺麗になってましたが、 ハッピーエンドしか望まない人は、見ないほうがいいかもしれません。 一言でまとめると、ものすごくシンプルな映画です。 以下ネタバレを含んだ感想。 *何度か手直ししています。 あれだけロマンチックに魅せといて、ラストはそうなるか・・・と。自分はなりました。 全3話の短編アニメーション。1話「桜花抄」2話「コスモナウト」3話「秒速5センチメートル」。 まぁ簡単に言うと、いつまで経っても昔の恋を忘れられない男の話。 主人公・貴樹と、ヒロイン・明里がメインです。 桜花抄では、中学生の貴樹が電車に乗って、栃木の明里に会いにいく話。 雪の描写が細かく、そして序盤の桜の描写
よろしくお願いしますね だんな様♡ オカヤドさんの「モンスター娘のいる日常」2巻の感想。 表紙でもタイトルからでもわかるとおり、モンスター娘たちとの日常漫画です。 しかも2巻オビにありましたが、はやくも累計20万部突破だとか。大丈夫か日本、ということはいろんな場面に言えますが・・・この作品が20万部出回る日本は大丈夫なのかと改めて思いますね!たしかに1巻は買いに行ったら瞬殺していて、重版分をゲットするまで結構かかったものですが・・・! しかし確かに売れるのも納得。ニッチなジャンルとは言え、非常にキャッチーにまとまった作品だと思うのです。普通のラブコメとはだいぶ違う、モンスター娘たちとのハーレムエロラブコメ漫画! 1巻の感想はブログでは書いていませんでしたが、こちらでちょいと書いたのでそちらも読んでもらえれば。 さくっと説明すると、モンスター娘たちの同居している男の子が主人公なのですが、1巻
―――まるで焼け野っ原にいるみてーだ… 爺様―――!!! 買いに行ってこの爺様表紙とご対面した時には軽くびっくり。目立ってました。 まぁ確かに、8巻はこの柳原朔太郎が輝きを放ちまくりでありまして。 爺様カッコよすぎるだろ・・・と打ちのめされました。 もちろん柳原さんだけじゃない。宗谷名人の凄まじい才気と静かなる狂気にも触れる。深々と心に染み入る、穏やかだけど透明感ある迫力。読みながらなぎ倒されてしまいそうになる熱気。その両方が1冊で味わえもうほぎゃぎゃー。 大きく2つのポイントがあった巻だと思います。 順番に行こう。まずは宗谷名人について。 前巻のラストでいよいよ桐山と宗谷名人の対局が始まりました。 8巻はそこから、桐山が宗谷名人の世界に入っていくのが印象的。 嵐の中心、台風の目は穏やかだと言いますが、その穏やかな空間を知ることが出来るのは、もとより嵐の中心にいるか、嵐を突破した者のみ。
うん またね 今日も会えるね 恋愛アンソロジー「楽園」Vol.10が発売されました。アンソロジーですがもう雑誌ですね。しばらく感想をかけていませんでしたが、せっかく記念すべき第10号目です。スルーするのはもったいない!ってことで久しぶりの楽園記事です。 しかし1号が出てからもう3年が経ったのか・・・。地元の書店で表紙をみてビビッと来て、そのままレジに持っていったものです。あの表紙カッコ良かったんだ。 表紙といえば今回の表紙も素晴らしい。上下が白と黒でパキッと分かれていて強いコントラスト。純白のはずのドレスも、影に染まっている。そしてそれを身にまとう女の怪しい雰囲気。自分の中でストーリーが出来上がっていきます・・・いいなぁ。 では内容の感想へ。 特に気に入った作品ごとに個別で書いていきます。楽園作品語りはほかにも「楽園に花束を」という同人誌がありましてね・・・(ちらっとブログ右上に視線を向け
お嬢様は私が見ていないと心配ですから 「恋するみちるお嬢様」1巻の感想です。 少年ガンガンで連載中のラブコメディー。最初から最後までみちるお嬢様が転げまわる。 スタートから固定のカップリングが出来上がっており、安心して読むことができます。 性格も体型もこどもみたいな恋する乙女みちるお嬢様。 好きな相手は、家庭教師の榊。クールで無愛想で頭が良くて性格が悪い。 2人のやりとりは微笑ましく、まったりとニヤニヤ楽しめる作品だと思います。ストーリーとしての高揚感は薄いですが、別にこの作品に複雑なストーリーはいらないなw 基本的に4コマ形式で進行していき、テンポよくさらっと読むことができます。 で、やってることはひたすらにみちるお嬢様と榊の会話劇。 みちるお嬢様はツンデレというか・・・いやかなり好き好きアピールはしているんだけど・・・なかなか素直になれない女の子。 一方で榊は彼女からのアプローチを、圧
ウソだよ たくさんキスしてあげるね タチ先生の「桜Trick」の1巻が発売されています。まんがタイムきららミラク連載作。 「イチャイチャ百合ちゅっちゅ!」とはなんともアタマの悪いタイトルの記事になりましたが、この漫画を読んでる最中の俺のテンションからすれば、これはもう仕方がない。 くおおおおおおおなんぞコレえええええええ こんなシーンばかりの作品なんです!本当に!激アマ! ひたすらに女子高生たちがイチャイチャし、気持ちが高ぶってちゅっちゅしまくる。 こんな作品読んだらおかしくなるって。もうずーーーーっとキスしてんの。 あまりにも甘さが強いので、自分の中で過剰摂取にならないように3日くらいかけて読みました。 では今日はこの「桜Trick」の感想をー。 きららミラク創刊号から掲載されている作品です。 4コマ雑誌を定期購読したことなかったので、いいタイミングで登場してくれた雑誌でした。 で読んで
最近のげんしけんの話題を見てたらそわそわしてきたのでまた初代読み返しました。 うーむ、やはり面白い。テンション上がってどうしようもなくなるタイプの漫画とは違うんだけど、心のひだをさわさわと優しく時に鋭く刺激してくる。テンション上がるシーンもたくさんあるけど。 個人的には初期メンバーがそれぞれの人間関係が成熟していく2巻から、斑目たちの卒業が描かれた6巻くらいまでが最高に好き。 初代全9巻はもちろん二代目も大好きだけど、この位の時期の空気がたまらない。オタクなのにオタクとしてキラキラしちゃってる。自分の大学生活の理想形だ、間違いなく。7巻以降はちょいとまぶしすぎるがそれだってもう何度身悶えしたことか。 4巻なんてイベント尽くしで素晴らしいです。初期のイタタな荻上も出るしな。 適当に書き出してしまいましたが今日は前回の続き。 長々と自分語りするだけの誰得感ほとばしる更新でしたね。 それで今日は
私 波戸くんが描いたマンガ すごく読んでみたいな… 二代目になって3冊目、「げんしけん」の新刊が出ました。 夏フェスも終わって物語は秋へと進む。大きなイベントはないものの、げんしけんの日常は相変わらず退屈しないもので。一方で近づく学園祭をどうするかという点で話は膨らんでいきます。とゆことで12巻の感想を。ううむ、げんしけんも12巻か。 前巻→情熱の行き場と置き場。『げんしけん』11巻(二代目の弐) さて今回の表紙です。今のげんしけんを象徴したかのような女の子空間である。 机にお菓子をいっぱい並べて楽しそうにお話してるシーンでしょうか。げんしけんでオタクばかりとはいえやっぱ女の子だなというか。 ふと1巻の表紙を見たら、この時は机にゲーム雑誌にドドンに美少女フィギュアがゴロリ。 この違い・・・二代目げんしけんを見せつけられた感ありますな。 ・・・ここまで書いておいて12巻表紙のうち一人は男だっ
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