前回のエントリー「『信じたい心』を増幅するネットワーク」には、意外なほどの反響があった。それもトラックバックという形ではなく、直接会う人から「6人じゃあ世界はつながらなかったんですね。やっぱりって思いましたよ」といったコメントを挨拶代わりにいただき、意外に近い人がちゃんとコラムを読んでくださっていること、そして「小さな世界」神話が断片的ながら広く知られていることに改めて驚かされた次第だ。 さて、前回予告したように、今回も社会的ネットワークに関連したビジネステーマについて議論したい。具体的には前回のエントリーで取り上げたソーシャルネットワーキングサービス(SNS)や、前々回のエントリー「もうひとつのケータイ先進国を知る」で紹介した本「ケータイは世の中を変える - 携帯電話先進国フィンランドのモバイル文化 - 」でも取り上げられている「ネットワーク・サービスの採用」についてだ。 消費の対象とな