ＤＸの版上げのときに「ＳＲＳにだけはならないで欲しい」と思ったのも、ＳＲＳがまったく「汎用」として用をなしていないというのが一つの理由だ。 「汎用」ルールに何が必要なのか、という骨子を踏まえていない。 例えば天羅ＷＡＲのクラスをアルシャードＦＦのクラスと混ぜたキャラを作ることは、形式上は出来る。 ただし、根本的に「必要とされる達成値」が違い、「特技の代償」が違い、「ブレイクスルー」が違う。 同じなのは「クラスを組み合わせる」ことくらいだ。 判定のダイスを増やせる場合があるため「２Ｄ６を振る」ことさえ、共通とは言いがたい。 共通しているのはほとんど「ＳＲＳです」というブランドだけだ。 逆に「汎用」として組まれていないにもかかわらず、さまざまなステージに対応しうるルールがいくつかある。 クトゥルフの呼び声やＤＸだ。 判定方法やブレイクスルー特技の扱いなどを一切変える必要なく別の舞台へ持って行く

はっきり言いますが、ＴＲＰＧは大人の遊びだと思っています。 セッションでやっては駄目なことはいくつかあるけれど、最低限が「開始から終了まで居る事」だと思っている。 例えば僕。遅刻は…５回くらいやっている。 パソコントラブル、急な用事など、どうしようもない理由もあるのだけれど、寝坊というしょうもない理由のこともある。 そう言う時は、もう平に謝るほかに無い。 理由を説明した上で、それでも掛けた迷惑は一緒なので、代打が立てられて始まっていても、自分抜きで始まっていても仕方が無い。 自分の手落ちで遊ぶ機会を逃しておいて愚痴を垂れる、言葉ひとつの謝罪もしない、というのは最悪。 言葉で謝ればそれで済むということでもないけれど。 大事なのは、謝罪を言い逃げにしないことだと思う。 悪かったと本気で思うなら、ちくちくしたお説教もとげとげした視線も避けてはいけない。 それくらいは罰がないと、きっと僕は反省しな

ここのところＴＲＰＧ関係の記事ばっかり。 そろそろ感想とかに切り替えるべきか。 えーとＴＲＰＧのセッションで参加者が欠ける場合の話。 オンラインオフライン問わず、急用はどうしようもない。 遊びですからね。必要な用事を優先するのは当然。 でも、何人も参加者が居ると都合をつけるだけで一苦労。 そう言うとき、最善を尽くしても一人二人欠けてしまうこともあるでしょう。 二三回かつニ三人程度なら、時間が開いても、なんとか気持ちがだれる前に全員を集められそうではあります。 ただ、それ以上になる、５～６人でキャンペーン、ということになると大規模大学サークルかプロでもないと難しそう。 実際、ちゃんと終わりまで行ったのを見たことがない。 誰かが欠けるのは確かに悲しいことなのだけど、常に全員をそろえようとすると、どうしてもセッションの間隔が開きすぎてしまう。 欠席者の多くが「自分はいけないけれど、楽しんで来て！

セッションにあたって、良いＰＬって何でしょう？ 何を突然って感じですが。 いやー自分は決して「良いＰＬ」ではないな、と思って。 うるさいしね。一言多いって感じだ。 人の癪に障ることをすぱっところっと言うし、こいつ。 「良いＰＬ」って何ですか？ 演技や演出の良いＰＬ？　性格が良いＰＬ？ 人当たりが良いＰＬ？　システムに詳しいＰＬ？ 評価基準は千差万別。十人十色として、一人最低で百項目くらいか。 そこを無茶して、一言で斬ってみましょう。 「一緒するＧＭとＰＬ全員が望むＰＬ」が良いＰＬです。 これを常に実現できる人は存在しないと思いますけどね。 「周りにとって」良いＰＬ観と「自分にとって」良いＰＬ観は違う。 そのすれ違いが、つまり問題の根幹なのか。 だから「上級者ＰＬがあるべき姿」論みたいなのが氾濫しているんだろうなぁ。 自分の評価基準に賛同してくれる信者が増えれば、楽々で遊び仲間を囲えるもんね

「ＴＲＰＧは遊びだ」って言わなくてはならない場面に、時々遭遇する。 遊びであって、それ以上のものじゃない。 遊びたい時で遊べる時に遊べば良い。 時間が無くて中々遊べないことを、誰かに申し訳なく思う必要なんてない。 気分が乗らない時に無理に参加することなんてない。 ＧＭをしないことを、気に病むことなんてない。 失敗を、後に引きずることなんてない。 我を張って、人と対立することなんてない。 知らないことを、恥じることなんてない。 楽しむこと以外に、必要なことなんてない。 これは仕事じゃない。やる気がないことを誰に恥じる必要がある？ 遊びであって、それ以下のものじゃない。 人の楽しみ方を貶めて、何が楽しい？ ぐちぐちと文句をつけて、何が楽しい？ やりたいことを試してみないで、何が楽しい？ 議論ではない論争の、何が楽しい？ 失敗を繰り返して、何が楽しい？ 知ることが出来ることを知らないままにしてお