アリアンロッド・サガのシリーズも、リプレイ・アクロスが発売になってようやく複数同時進行の面白さが出てくるかと思ったんですが、残念ながらアクロスは俺にとってイマイチ面白味が感じられない内容でした。 リプレイの出来不出来とか作品ごとのクロスオーバーのさせ方とかという問題ではなく、個人的に俺には久保田悠羅さんのリプレイが合わないという点です。 ハートフルのときから薄々感じていたことではあるのですが、今回のアクロスではっきりしたことは久保田さんのリプレイは「出来の良いRPGを見せられている感覚」になるのです。 ルールをうまく使った凝ったギミックとかシナリオの作り方とか、データ面では非常によく出来ているのではないかと思います。 ただ、いろいろなことがあまりにデータとして整然と並んでいるため、どうしてもシナリオそのものがデータの集合体に感じてしまいます。 さらに、プレイヤーの発想をシナリオに反映させる