ちょっと太り気味ではあるけど、肥満というほどではないから大丈夫。なんて高をくくっている人に悲報だ。なんと、たった2kg適正体重より重いだけで、心臓病になるリスクが格段にアップすることが明らかになった。 スウェーデンのウプサラ大学が、肥満と心臓病の関係性を調べるべくおこなった調査によると、体重と身長の関係から算出されるボディマス指数(BMI)が1ユニット(1.8kg~5.4kg)増加すると、心不全などを起こす確率が20%も上がることがわかったそう。 肥満と心血管疾患が同時に起こりやすいことは以前から知られていたが、BMIの増加がそこまで危険だとは明らかになっていなかった。調査に参加したTove Fall教授は、「今回の調査により、肥満の元となり、BMIを増加させる原因ともなる遺伝子変異体をもつ人は、心不全や糖尿病になるリスクが高いことがわかった。とくに、糖尿病を発症する確率は、我々が考えてい