年収1000万円の大不幸 ビジネスパーソンにとって憧れの“勝ち組”で、ステータスでもある「年収1000万円」。しかし、大台を達成しても待っている世界はバラ色ではない。コロナショックで収入減のリスクが次々と襲い掛かる一方で、支出はじわじわと増えていき、家計の厳しさは増すばかりだ。昨年まで年収1000万円「だった」人たちは、どのような転落生活や家計防衛策を迫られているのか。不幸な年収1000万円の実像と本音をあぶり出します。 バックナンバー一覧 年収1000万円の世帯であれば、子どもを中学受験させたいと考える親も多いだろう。しかし、私立中学では年収1000万円は“最低ライン”であり、現実は甘くない。年収1000万円世帯はどのような出費から教育費地獄に陥るのか。特集『年収1000万円の大不幸』(全13回)の#11では、中学受験から大学卒業までの家計のキャッシュフローを試算し、教育費が生活を圧迫す