2013年11月21日のブックマーク (2件)

  • ブログ:漫画「COPPELION」の怖いリアル感

    「COPPELION(コッペリオン)」という漫画をご存じだろうか。この秋からアニメーションの放送も始まったのでご覧になった方もいると思う。2011年3月の東日大震災でアニメ化が延期されたという、ちょっといわくつきの作品だ。 なぜなら、作品の舞台は原発事故が起きて死の街になった東京。いろいろ問題があるのだろう。ようやく放送されたアニメでは、原作にある「放射能」とか「原発」といった言葉は一切出てこない。 作品が始まったのは2008年。福島第一原発の事故をまるで予言したかのような内容が話題となった。企業や科学者の「絶対に安全だから」との言葉を信じて作った東京お台場の原子力発電所。しかしながら、現実のように万が一のことが起きてしまう。 主人公たちは、遺伝子操作で放射線への抗体を持たせることで、汚染地域でも防護服なしに生身で活動できるようになった通称コッペリオン(人形の意の造語)と呼ばれる女子高生

    ブログ:漫画「COPPELION」の怖いリアル感
  • 地政学が無視される3つの理由 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はまたしても朝から快晴。さすがに朝の冷え込みは厳しくなってきました。 さて、私は「地政学」(geopolitics)という学問を長年粛々と研究しているわけですが、その経験からつくづく感じるのは「国際政治の分析では【地理】の要素が軽視されている」ということです。 地理(geography)というのは、人間の生活のすべての分野において関わってくる必要不可欠な要素であり、これが国家や国際政治のレベルになると、さらにその重要性が増してくることはブログをお読みの皆さんならば簡単にご理解いただけると思います。 ですが、なぜかメディアや専門家の分析でも、この要素を意識したものをあまり見かけません。ではなぜこのように「地理」が軽視されるのでしょうか? 私は、大きくわければ三つの理由があると考えております。 ▼理由その1:ドイツ地政学のイメージの悪さ これはなんと言ってもナチス・ドイツと、そ

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