2月11日、オバマ米大統領は「イスラム国」に対する武力行使を認める文書を議会に提出した。写真はインディアナポリスで6日撮影(2015年 ロイター/Kevin Lamarque) [ワシントン 11日 ロイター] - オバマ米大統領は11日、過激派「イスラム国」に対する武力行使を認める決議案を議会に提出した。人質の救出といった一定の地上作戦を可能とする内容を盛り込んだが、共和党からの批判に加え、民主党からも中東での新たな戦争を懸念する声が上がっている。 議会で多数派を握る共和党は、オバマ政権の外交政策はあまりに消極的だとして、より強力な措置を求めている。 オバマ大統領の決議案は、イラクやアフガニスタンの時のような「長期で大規模な地上作戦」を意図していないほか、期限を3年としている。 大統領は軍事行動が困難なことは今後も変わらないと認めたうえで、「しかし、われわれの有志連合は攻勢に出ている。I
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