2015年6月13日のブックマーク (1件)

  • 「2つの問いが交差する場所で」、『持たない幸福論』(pha 著) | Mirai-Kairo.com

    人間の行動を形作る価値観や、それに基づく習慣の総体としてのライフスタイルは、時代や場所による環境によって変化するものだということに、異論を唱えるものは少ないだろう。例えば、経済や政治の状況によってその生活が規定されることもあるだろし、また、テクノロジーの進化も様々な制約を解除したり作り上げたりしていくことは、特にインターネットの出現などを目の当たりにした世代にとっては、実感があるのではないだろうか。 しかしそのような変化の多くは、生き物としての人間すべてがすぐに適応できるほど緩やかでゆったりとしたスピードの変化ではない。その急激な変化についていけるものとついていけないものが生まれることは、簡単に想像することができる。生物の物理的な進化のスピードを、(書でも言及されている)文化的遺伝子「ミーム」は遥かに凌駕していく。また、一人の人間の認知限界を超えたスピードで、情報やシステムは膨張していく

    「2つの問いが交差する場所で」、『持たない幸福論』(pha 著) | Mirai-Kairo.com